2011年12月8日木曜日

ついでにサンタナ。


ついでにサンタナ。
好きなギタリストなんで一応ひと通り何回か聴きなおした。
はっきりわかったのは、いわゆる「売れ線」のアルバムはイカンかった。
「哀愁のヨーロッパ」なんていうのは最悪に近いレベルで、もうちょっとアレンジなんとかならんかったの?と思ってしまいます。
トータル的にベスト盤は初期の名作「キャラバンサライ」だと思うので、若くして成し遂げてしまった感がありますが、個人的にベスト盤はマクラフリンとの共演の「魂の兄弟たち」しかない!
これのAmazonでの評価はサンタナにおいては最低に近いレベルなのだが、みんなはどこを聴いてるんだろう?と思ってしまう。
サンタナはこの路線を突っ走りたかったのだろうけど、売れ線を作らないとレコード会社ともめるわなあ。
結果的に、また売れ線路線に軌道修正してグラミーやら何やらと超ビッグアーティストになりましたが、私的にはこの段階で終わったと思う。
日本公演のライブ盤「ロータスの伝説」あたりが落とし所か・・・・?

ブルースギター聴き込みました的な感想。




この2ヶ月ほどの間、思うところあってBluesギターの変遷をじっくり聴き込んだ。
1930年代のロバートジョンソンから、50年代の3大キングやTボーン、60年代に入ってのオーティスラッシュとか、70年代の白人ブルース・・・って言う感じで。
ついでに、ブルースハーモニカものや、亜流のサンタナなんかも順番に聴いていった。
おかげでAmazonの支払が怖い・・・。

こうやって聴いてみると、言っちゃあ悪いがブリティッシュ・ブルースギタリストちゅうのは今の私のツボから完全に外れてると再認識した。
特にクラプトンなんかの中途半端さがイカン感じですなあ。
ツェッペリン・ジミーペイジとかのようにブリティッシュハードとして突き抜けたり、アメリカではカントリーと融合してサザンロックとして白人に引き継がれるとまた違った世界が展開しているが、ブルースギターとしてのジョンメイオール、ヤードバーズとかいったブリティッシュ系は臭くてどうしようもない。

個人的にはオーティスラッシュがいいなあ。
ギターも上手くないところがいいし、根性の入ったヴォーカルがこれまたいい。

2011年12月7日水曜日

官僚を国民のために働かせる法 (光文社新書) [新書]




言っていることは以下の通り。

----------------------------------------
なぜ私は1年9ヶ月もの間「干され」続けたのか。
霞が関を去った改革派官僚の旗手が満を持して立言する、日本再生の真の処方箋。
官僚たちの多くは「国民のために働く」という本分を忘れて、悲しいことに、自らの生活保障のために省益の拡大ばかりに心を奪われるようになっています。
彼らの利権の巣窟となった霞が関は、「国民のための行政府」たる機能を麻痺させています。
一般のみなさんにはそういう実態を知って、官僚の住む霞が関の「あるべき姿」を見つめ直して欲しいのです。天下りポストの確保に奔走しないで、今こそ「公僕意識」を取り戻せ!
----------------------------------------

まず、最初に「日本中枢の崩壊 古賀 茂明 単行本」を読んで、とても面白かったので次に「官僚の責任 (PHP新書) 古賀 茂明 新書」を読んだ。
この時点で、「あれっ?かなり内容的にダブってない?」と感じた。
書いてあることの7割方が同じことを言っていたからだ。
そして今回の「官僚を国民のために働かせる法」。これまた殆ど同じじゃないの!?
これならこの1冊で十分ですよぉ。1粒で3回美味しい思いをしてません?

2011年11月21日月曜日

またまた野良ネコがやってきた。


一年前の夏にコンビニ裏の倉庫の隅で暮らしていた生後3ヶ月くらいの子猫ちゃんを引き取って、今では我がもの顔の家族の一員になっている。
この子猫を引き取る時に私は反対した。
なぜなら、そんなに猫が好きじゃないからなのと、部屋中の壁に爪の研ぎあとを残して回るので、それが私のストレスになるから・・・。
一年経ってやっと慣れてきた。どうやらアチラさんも私を受け入れたようだ。

そんな時、うちのカミさんはまたまた捨て猫ののら猫を拾って来た。
今回も生後4、5ヵ月くらいで、ボロボロに負傷して、隣の弓弦羽(ユズルハ)神社の境内に身をひそめていたやつだ。
しかも、骨折と脱腸ともろもろの負傷で即入院。
多分、イノシシがいつもうろついているから、これにやられたのかもしれない。

手術&1週間の入院費で5万円!!!(のら猫ディスカウント含む)
退院後に我が家にやってきた。
我が家の主としては、これはかなり複雑な気分だ。

2011年11月4日金曜日

剣道 全日本選手権の中継は新鮮だった


剣道日本一を決める全日本選手権のテレビ中継が3日文化の日あった。
剣道のことはよくわからないのに何故か引き込まれるように見入ってしまった。
そんな自分に気付き、どうしてだろう?と考えたが、理由は簡単に分かった。

音声がうるさくないのだ。
アナウンサーのしゃべりや解説の声も無い殆ど無音の時間がかなり支配的なテレビ番組って他にあるだろうか?
剣士同士の静寂に包まれた「間」の取り合いは、まさに神道に通ずる日本の武道っていう感じでした。

どうして最近のテレビ放送はこんなにうるさいのだろう?
どうしてお笑い系のうるさく早口な番組がこんなに多いんだろう?
どうして「AKB」がこんなにもてはやされるんだろう?

・・・などなど、日頃のうっぷんに溜飲が下がる剣道の中継でした。
但し、3人の審判による判定ということろがちょっと・・・。
フェンシングのようにフェアに電気的な判定装置を付けるのも違うし、勝ち負けそのものにそれほど重きを置いていないということなのかもしれないが、世界大会もあるようだし、課題と言えば課題かも・・・・。

2011年11月2日水曜日

ユニクロのダウン



先週の日曜日にユニクロで2枚で900円のパンツを買って、そのついでに冷え性の実家の母親用にとダウンも買った。
カミさんが郵送してくれてたんだけど、今日「届いた」の連絡があった。
「ついでに男モノのパンツも・・・あった。」らしい。
そのまんま送ったんだな。

しかしこのダウンは確かに「軽い」「温かい」「安い」の三拍子そろった感動のスグレものですね。
冬着のアンダーもしくは家着にピッタしです。

2011年10月31日月曜日

通勤ウォーキングの再開



夏の間は汗が噴き出すために一旦やめていた早朝の通勤ウォーキングだけど、そろそろ涼しくなってきたんで先週から再開。
しかし、早歩きするとまだまだ汗が出るくらいの陽気だ。
今朝は昨日の雨のせいか、快晴なのに霧がかかっていて幻想的。
先週の人間ドックの結果のこともあってか、歩く速さに気合いが入る。

2011年10月18日火曜日

男子日本体操界のスター 内村航平



週刊誌の記事などでは、「内村航平のドヤ顔」というキャッチをよく見かけた。
この写真では爽やかな感じが支配的だが、テレビ中継などではもっと違う印象になる。
敢えて言うと、少し屈折した若者によく見受けられるニヒルで斜に構えた表情が印象的だ。
普段の生活の中でもこういった表情をすることは基本的に良くない・・・というか、社会生活においては「損」なはずだ。
しかし、分かっていてかいなくてか、こういう表情で構える一般の若者をよく見かける。
特別に賞賛されるべき人・・・世界の内村航平だからこそ許される表情であることを自覚すべき若者は多い。
そこには越えてはならない厳然たる一線が確かに存在することを認識すべきなのだ。
一般人は一般人であってスターではないのだ。

・・・と、エラそうに書いてしまったが、
彼の演技をみると、想像をはるかに超える壮絶な練習の積み上げがあったに違いない。
みる者すべてを純粋な感動で満たしてくれる彼の演技に私は完全に酔いしれた。

読売新聞のオンラインニュースにこんな記事があった。



15日午後4時15分頃、名古屋市のJRの車掌から、「乗客同士が言い争いをしている」と、JR東海総合指令所に連絡があり、署の調べでは、母子が座れずに立っているのに気づいた男性が、「誰か席を譲ってあげて」と呼びかけたが、譲る人がいなかったため立腹。
座っていた乗客の男性1人と言い争いになったという。

かなり頻繁にどこでもありそうな事件だが、どうやらネットでは当事者の男性に対してのバッシング一色になっているらしい。

「やらない善よりやる偽善とか言うけど、迷惑にもほどがあるわ!わりと本気で死んで欲しい。」
とか、
「自分の正義に必死なやつはホントうざい。」
とか、
「本人の意思を無視していいことした気分にでもなってるカスは死ね」
といった意見が圧倒的だった。

そういう意見を持つ人の気持ちは意外に理解できるし、ある程度の人数になるのも予想できる。
確かにこの男性の行為は適切ではないし、うざいタイプの人なのだろうが、ただそれだけの人ではないか。
それに対して本気で反応する人たちの意見が支配的なのは寒過ぎる。
人間として本質的に情けない人たちはいったいどちらだろう?

2011年9月30日金曜日

Amazonバーゲンコーナー



昔に買ったLPレコードの中でもCDで聴きたいものもかなりある。
しかし、またCDを買うとなると経済的にも少なからず躊躇があって、本当に欲しいと思えるものしか買っていなかったのが現実。
ただ、このところAmazonから頻繁に50年代後半から70年代前半のいわゆる名盤のバーゲン案内メールが舞い込んでくる。
その価格がなんと800円とかなので、ついついまとめ買いしてしまう羽目になっている。
おかげで毎月のお小遣い予算をオーバーしてまとめ衝動買いという月が続いている・・・。

それにしてもこの年代の4ビートJazzやBluesは、音楽的にホントに豊かな時代だったんだなあと、つくづく感じる。
これ以降の音楽は良くも悪くも商業主義をベースとした安直で無機質なモノが氾濫してきたので、良いものにめぐりあうのがホントに難しい。

世の中全体に、浮かれた商業主義を見直す流れが少しづつ出てきているので、本物の新しい音楽がもっともっと増えていって欲しいと思う。

2011年9月14日水曜日

新・堕落論―我欲と天罰 (新潮新書) [単行本]



新・堕落論―我欲と天罰 (新潮新書) [単行本]
石原 慎太郎 (著)

出版社/著者からの内容紹介
列島を揺るがせた未曾有の震災と、終わりの見えない原発事故への不安。
今、この国が立ち直れるか否かは、国民一人ひとりが、人間としてまっとうな物の考え方を取り戻せるかどうかにかかっている。
アメリカに追従し、あてがい扶持の平和に甘えつづけた戦後六十五年余、今こそ「平和の毒」と「仮想と虚妄」から脱する時である
----深い人間洞察を湛えた痛烈なる「遺書」

気持ちは分かるが、どうでもいい内容だった。
この人は、賛同できることを言うかと思えば、呆れてものも言えないことを主張したり、謎の人物です。
存在感とバイタリティには脱帽するが、「老害」であることだけは確かだと思う。

2011年8月31日水曜日

パタゴニアとグリーンピース・シーシェパード


最近、商品本来の価値に「もう少し違う何か」を付け加えて存在感(付加価値)と購買意欲を喚起する手法が色々と見受けられます。
フェアトレードっていう仕組みもそうですね。
安さを追求した大量生産ではなく、例えば、アフリカの民族物産などに対して、相応の対価としての利益を上乗せして支援していこうといった構図です。

「自然回帰」的なテーマで人気の「パタゴニア」もこの例外ではないです。
様々な自然保護に企業活動として取り組んでいます。
無農薬のオーガニックコットンのシャツは僕のお気に入りだったので、インターネット・オーダーなどでたくさん購入してました。

が、このパタゴニアが、シーシェパードなどの強力なサポーター企業だと知ってしまうと、なんだか複雑な気持ちになってしまった。
ホントに良く気をつけないと、意図しない反作用のリスクになってしまう。
とりあえず、もうオーダーすることはないと思う。

2011年8月26日金曜日

ジョブズって何者だ?


Apple・・・個人的な想い。結論は無い。
Appleという会社は私にとって一体何なんだろう?
今や巨大な時価総額をもつ会社に成長したアメリカンドリームの体現者達。

1995年あたりまではMacPlus~AppleⅡ~BlackBirdと私はずっとMacユーザーだった。
それ以降はWindows。また、MacBookAirに戻ろうと考えている。
iPod、iPodTouch、iPhone、iPadは使っている。

ジョブズは好きか?・・・・正直あまり興味は無いタイプだった。
ジョブズはビジネスプロヂューサーだったと思う。
ウォズニアックは好きか?・・・・好きなタイプだった。
でもウォズニアックはハード屋さんだったのではないのか?
Appleの真骨頂はMacだ。MacのキモはMacOSだ。
MacOSはパロアルトであり、Appleではなく、もちろんウォズニアックでもなかったはず。

ではAppleとは何者なのか?

製品自体のクオリティが一定水準以上であることは絶対的な前提条件だが、それにプラスしてApple社の製品にあるモノとは?
・・・そこを取巻く「おしゃれなデザイン」「楽しそうな雰囲気とイメージ」・・・そのあたりに秘密がありそうだ。
であれば、やはりトータルプロヂューサーとしての独裁者ジョブズがキモだったのか?
いや!違うような気がする。
ジョブスの行動パターンはどうも好きになれない。
そこから生れ出て来た製品群だとはどうしても思えない。
何かがあるような気がする。
しかし、ジョブズはAppleを追われた後にNeXTやピクサーといった個性的なベンチャーも立ち上げた。
ただ者ではなかったことだけは確かだろう。

2011年8月23日火曜日

青森・光星学院高野球部、3人の飲酒発覚 停学処分に


光星学院高校(青森県八戸市)は22日、第93回全国高校野球選手権大会で準優勝した野球部の部員3人が、昨年12月に飲酒をしていたと発表した。
同校の規定で停学になるが、期間は未定。
同校によると、3人は昨年末に帰省した際、それぞれ別に飲酒した。
ブログに飲酒したと書き込んだ部員がいたことから、22日午前に外部から「ネットで(飲酒の事実が)流れている」との指摘が同校に寄せられ、情報を把握したという。
ブログの記述を確認し、部員に聞き取りをすると、3人が飲酒を認めたとしている。
八戸市役所は準優勝をたたえる看板を23日に玄関に設置する予定だったが、中止すると発表した。〔共同〕

どうでもいい様な事件だが、本質的にこの国の根幹にかかわる重要な事件のような気がする。
未成年の飲酒は法律で禁止されている。
禁止されている理由も理解できるし、例外を認めることも影響が大きいことも理解できる。
しかしだ。どう考えてもどうでもいいことを、何も考えずにかどうか知らないが、まるで密告者のようにチクる人達・・・そして、「規則だから」という理由で杓子定規に何らかの処分にあてはめようとする人たち。

人々すべてが、そのこと自体の事柄や意味を考えずに、小役人の集団のようになってしまった日本の社会。
内部統制のような行き過ぎた管理のための管理。
政治家も政治家だが、何かあるとすぐにマスコミスキャンダルになってしまう政局。

おおらかな生き方が出来なくなった日本の社会。
これこそがグローバリズムを必要とされている時代に、日本列島に閉じ籠もってしまっている日本の閉塞感の元凶ではないかと僕は思う。

2011年8月10日水曜日

官僚の責任 (PHP新書)



官僚の責任 (PHP新書) [新書]
古賀 茂明 (著)

Bookレビューより --------------------
辞職を迫られた改革派官僚“覚悟の証言”
「霞が関は人材の墓場」――著者はそう切り捨てる。
最高学府の卒業生、志を抱いて入省したはずの優秀な人間たちが集う日本最高の頭脳集団。
しかし彼らの行動規範は、「国のため」ではなく「省のため」。
利権拡大と身分保障にうつつを抜かし、天下りもサボタージュも恥と思わない……。
いったいなぜ官僚たちは堕落の道をたどるのか?

内容的には難しい内容ではなく、読み易く納得出来るものでした。
・・・が、一方で批判的な書評としては以下のような意見もありました。

他者を悪者にし、自分を正義のヒーローにするのは如何かと思う。
この国の政治が機能しないのは、主権者である国民の責任。
特に二十代は殆ど投票に行かずに芸能人と恋愛にしか関心を持たない。
やるべき事すらしないのに、他人のせいにすべきではない。
この国の主権者は私たちです。
それを自覚することが、一番大事なのです。

どちらの意見も正しいのだが、じゃあ一体これから一般国民はどうしたらいいの?
という複雑な思いに駆られてしまう。
官僚も、半官半民の大企業の人達も、既得権益に守られた企業で働く人たちも、きっとダメダメ人間です。
グローバルな競争にさらされている企業の人たちは、まだもう少しマシかもしれないけど、でもきっとダメ人間です。
志と品性をもって生きている人は少ないのが現実です。
でも、そのような時代に生きている私たちにはどうすることも出来ないことが多い。
じゃあ、せめて多くの人々を犠牲にしてしまうようなことだけはしない人間の生き方をして欲しいと願ってしまう。

2011年8月8日月曜日

お盆ってなんだろう?




仏教の行事に由来するもので、先祖の霊を迎え火でお迎えし、送り火でまだお返しするというものだと聞いて育った。
地方によってお盆の日にちが違うようだが、一般的には8月13日から15日の3日間。
うちの実家では、13日にお墓参りをし、ご先祖さんをお迎えし、15日の夜には流し火でお送りすることが行事になっている。
送り火に関しては、精霊流しのように大きなイベントになる地方もあるけど、我が家では私が子供のころまでは、ハスの葉っぱを船に見立てて、その上に少しのお供え物とロウソクを立てて、近所の小川に流したものだった。

京都などでは、いろんなお祭りがあって、季節感は折に触れてかなり楽しめるが、一般的に日本中で共有されている季節感は意外と少なくなっているので大切にしたいものだ。
そのほかには、お彼岸と春祭り・秋祭りくらいになってしまっているなあ・・・。

仏教に限らず、何かの宗教を精神的な主柱にして根差した倫理観・人生観は本当に大切なものだとあらためて思う。
宗教教育を背景にした道徳観の形成が最もシンプルなんだろうとも思う。
宗教観が強過ぎると身動きの取れない宗教戦争にまで発展するが、逆に宗教観のない国民の危うさも大きな問題になりつつある。

2011年8月1日月曜日

中国鉄道事故の報道がホントに多い。





この事故、今の中国という国を考えると起こるべくして起こったということだろう。
その後の対応も報道されている通りで、顛末の真相は明らかにはなっていないが、人命を第一に考えるという基本理念が浸透していないことがそもそもの根底にあることは間違いない。

この事故に関して言えば、中国という国の社会構造が良く見えて分かりやすい。
・・・が、一方日本はどうだろう?
確かに表面的には人命を第一に考えるということは、当たり前のように浸透しているし行動されているような気もする。
しかし本当にそうだろうか?例えば原発問題。
原発に投入されている本当の電力コストや、電力供給能力の本当の実態など、表面的には見えないところで、隠ぺい体質は強力に存在する。
そして、なお且つ、「安価な電力供給によって日本経済を支える」とか、「原発に関連する人たちの100万人規模の雇用を守る」といった大義名分を持ち出した時、本当に人命を第一に考えている国と言えるだろうか?
中国の鉄道事故などの比ではない大きな問題が今この日本に横たわっている。

2011年7月19日火曜日

日本の国は女子に任せよう!


女子サッカーのワールドカップ優勝をうけて管首相は以下のように語ったらしい。
菅直人首相は19日午前の衆院予算委員会で、サッカー女子ワールドカップ(W杯)での日本の初優勝について、
「先行されても諦めないという気持ちに全国民が勇気を与えられた」と述べた。
そのうえで「やるべきことがある限り、私も諦めないで頑張りたい」と語り、政権運営への意欲を強調した。

既に日本の経済社会は全然ダメダメだと私は思う。
社会構造の上の方でアグラをかいているおじいさん方。
ハングリー精神を忘れて官僚化(小役人化)してしまっているサラリーマン。
利権の構造にしがみついている既得権益者たち。
ポピュリズムに迎合する政治屋の人たち。
日本の社会は既にガチガチの袋小路だ。

一方、日本の女子の国際競争力は高い。(どの国の男からも好かれている。)
おそらく日本の男は最低レベルに近いであろう。
女性に厳しい男社会の中でたくましく生きている本物の日本女子に日本を引っ張って行ってもらおう。


「同日昼には日本女子代表チームが首相官邸を訪問する。」らしい。
恐ろしい発言が起こりそうな予感が・・・・。

2011年7月15日金曜日

首相、脱原発依存「個人の考え」 閣内から批判相次ぐ



不思議なことが続いている。
管首相は確かにどうしようもない人だろう・・・・しかし、安易に原発の再稼働をさせるのは問題だ・・・という首相方針は、誰がどう考えても正しい。
根回し不足や、突然の方針変更で、玄海原発周辺住民や政府関係者など周りをグチャグチャにしてしまったとしても、それは正しい。
にもかかわらず、そのことを積極的に報道するマスコミの論調を聞かない。

そもそも原発に関連する既得権益の構造の大きさは想像を絶する。
原発関連で利益を得ている人々は、政治、経済界、官僚組織を巻き込んで巨大な力を持っているはずだ。
これらの闇の力が、マスコミをも操作出来る程のパワーを持っているとしか考えられない。

玄海原発で経済が潤う地元の人たちは再稼働に賛成だ。
再稼働で経済が順調に回る福岡県知事も同様に賛成だろう。
しかし原発の問題は、そもそもこのような限定的な地域の人たちだけの意見で左右される次元の問題ではないはずだ。

翻って管首相。
メガソーラー計画がどうこうという問題は置いておいて、再稼働に慎重になる!という方針は、根回しや手順を踏んでいては、もしかしたら知らず知らずに逆根回しで握りつぶされるので、仕方なく電撃的方向性を出しているとしか思えない。
そこまで、この日本は変質してしまっているのかもしれない。

2011年7月14日木曜日

流儀シリーズ




新幹線の中で読む本を仕入れる為に「八重洲ブックセンター」へ。
平積みされているコーナーで、「流儀シリーズ」の企画があった。

とりあえず、佐藤優の「人たらしの流儀」と伊集院静の「大人の流儀」を購入。
ペラペラと読んで、あたりさわりなければそれで終わっていたが、これは余りにもヒドイ。

作家のレベルがこんなモノなのかどうかは別として、
このレベルの内容を書籍としてリリースしようと思う作家本人の精神構造を疑ってしまう。
笑えてしまう。
いい大人がこんなことを・・・・。


以下、ブックレビューです。------------

人たらしの流儀 [単行本(ソフトカバー)] 佐藤 優 (著)
国家の重責を担い外交の最前線で闘った佐藤優氏の情報収集法、読書術、人脈構築と活用法といったノウハウをビジネスマンに伝授。

大人の流儀 伊集院 静 (単行本 - 2011/3/19)
内容説明
苦難に立ち向かわなければならないとき。
人に優しくありたいと思ったとき。
どうしようもない力に押し潰されたとき。
自分のふがいなさが嫌になったとき。
大切な人を失ってしまったとき。
とてつもない悲しみに包まれたとき。

こんなとき、大人ならどう考え、
どう振る舞うのだろう。

内容(「BOOK」データベースより)
大好きな人に手紙を書きたくなったとき。上司に意見をしなければならないとき。人を叱らなければならないとき。大切な人を失ってしまったとき。嫌でもケンカをしなければならないとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。

2011年6月22日水曜日

7月22日(水)日経朝刊のコラム 政治の質を決めるものは何か?



論旨は以下の通り。
日本の政治はどこまで落ちていくのか?
この惨状は一体何に起因するのか?
結論は、民主主義の下で政治の質を決めるのは、われわれ国民の質である。

増税を掲げると選挙で惨敗するから、これは民意であり、増税は悪だという国民の思いであることになる。
しかし、どこの国でも事情が同じという訳ではなく、例えばドイツでは医療保障制度の増税を掲げて勝利したメルケル政権がある。
日本ではどうか?・・・・風邪をひいただけで救急車を呼ぶ若者。
モンスター・ペイシェントと化した老人。
つまり国民が緩んでいる!ということを主張している。

しかし、意識あるわれわれ国民が本当に必要とする情報を提供していないマスコミの情報操作こそ、根柢の問題のような気がする。
大衆迎合し、商業主義に走るマスコミをコントロールするのも国民のはずだが、AKBの選挙結果がどうだとかがトップニュースで流れるようでは、やはりお先は暗いとしか思えない。

2011年6月17日金曜日

やっとiPad2がやってきた。




iPad2がやってきました。
iPhoneを使っているので使い方は全然大丈夫ですが、何というか、正直言ってどうしてコレがそんなに売れるのだろう?・・・という素朴な疑問が。
確かに特殊なシーンで、特化した使い方をする場合はピッタリのケースもあると思うが、それだけでこんなには売れないだろう。

仕事で使うにはPCほどのことは出来ないし・・・、
モバイルでちょこちょこ使うにはiPhoneで十分だし・・・、
それに電車の中で使うには恥ずかしい。

しかし、家の中で気楽にひょいひょいと使うには、iPhoneよりもPCよりも気軽に手軽に使える。
テレビ見ながら、音楽聴きながら、お酒飲みながら、何気なくちょこちょこと・・・・。
こんな使い方ならピッタリの感覚がある。

その為にみんな買うのだろうか?
売れ過ぎじゃないんだろうか?
「たまごっち」のように、ブームが去って何年かすると、どこかの片隅で静かに眠っている・・・ってことにならないとは誰にも言えない危うさがある。

2011年6月14日火曜日

夏の節電対策 その1



関西の電力は原子力に依存する割合が非常に高いのですが、発電する福島県と使用する首都圏の関係のように、発電する福井県と使用する関西圏の関係があります。
現在、福井県には11基の原発があり、今現在4基が定期点検中で、7月に2基が点検に入ります。
当然地元は再開を許可しない。
これに伴って、関電はこの夏の15%節電をするように要望を出しました。
関西は電力不足とは無関係だったのに、一転して節電モードです。

さて、我が家が家庭で出来ることは何か?
一番大きいのがエアコンです。
そこで、先週末の日曜日は神戸の自宅マンションのエアコン整備を行いました。
室内のエアコンのフィルターの掃除と汚れを溶かすスプレー噴射。
さらに、室外機への直射日光を遮る木製のカバーの設置。
さらにさらに、アイビーの苗とネットを購入し、ベランダの直射日光を避けるための準備が完了。

でも、今年も多分暑い夏になるのだろう。

2011年6月8日水曜日

自然はスゴイなっ。











昨日、太陽の黒点群で大きなフレアが発生。
これに伴って、大量の太陽ガスが放出されているので、地球にも届くそうです。
太陽から放たれる磁気の影響は、実はかなり強力で、過去(地球規模の時間軸で)にも何回か大きな磁気嵐が発生していて、現代の文明社会が大きなクラスの磁気嵐に見舞われると、特にIT関連のインフラに甚大な影響があるにもかかわらず、意外に対策について語られることが少ないそうです。
また、これとは関係ないですが、南米チリでも大規模な火山爆発が起こっていて、この画像は迫力満点です。

さて福島原発事故。
これは想定外の人災だったのだろうか?
個人的には、想定内の人災だったのだと思う。
今回ほどの大きさの津波を想定しなかったからこそ、建設コストや運用コストが少なくてすんでいた訳で、もしより大きな津波を想定していたとしたら、より膨大な税金をそこに投入していたことになっていたはずだ。
つまり、想定範囲内のトレードオフだったのだ。
そもそも、想定できる限りの対策を打てるはずもないし、想定以上のことが起こる可能性があるのも当然ではないのだろうか?
例えば、文明社会が経験していない太陽磁気嵐で大規模な機械の誤動作が起こることは想定できるし、もっと言えば、小さな隕石が原発を直撃することだって可能性としてはあるはずだ。
結局は、想定外のことが起こった時に、原発のようにあまりにも甚大な被害(今の文明でコントロールできないような被害)をもたらす可能性があるものには手を出してはいけないのだと思う。

2011年5月31日火曜日

サーファー仲間 流される!


先週末の台風直撃の日。
本来サーファーは台風と聞くとワクワクするものだが、それは近付きつつある時と、過ぎ去って行った時の話。
今回の週末は、まさに台風直撃で暴風雨だった為、さすがに海に出ようと言う気は僕には起らなかった。
・・・・が、私が所属するサーフクラブからメールが届いた。
「今週末の日曜日に、クラブメンバーが海に出て、沖へ流され海上保安庁に救出され、多大な迷惑をかけました。」ということだそうです。
誰なのかは分かりませんが、知っているメンバーであることは間違いありません。
「この時、風速は、沖30m/sを超え、我クラブのレスキューボートも出動できない状況でした。」という言い訳がありましたが、貴重な税金が投入されたことに間違いはないはずです。
クラブのオーナーはきついお叱りを受けたそうですが、当然です。

実は溺死するサーファーや流されて行方不明になるサーファーの数は年間かなりの数に上っています。
それにしても、なんて無謀なんだろう。
超人的な体力と技術があっても、台風の直撃中は無理でしょう。

2011年5月24日火曜日

コンサルティングとは何か (PHPビジネス新書) 堀 紘一 (新書 - 2011/4/26)


新幹線の移動中にペロッと読める内容でした。
・・・確かに、とうなずけるところもあれば、
・・・?のところもありますが、楽しめました。
自分自身を日本最初のコンサルタントと思いこむあたりの自己意識の強さはくどいのですが、コンサルティングの歴史、プロジェクトの進め方、コンサルタントの思考法といった基本的なことが分かりやすく説明されていて勉強になりました。
但し、著者の堀さんのアピールが強すぎるあまり、最後の方はドリームインキュベータの就職案内本に思えてなりませんでした。

しかし、これだけお金持ってても、あのカツラバレバレなんですが・・・。

2011年5月23日月曜日



首相は福島第1原子力発電所1号機への海水注入が3月12日に一時中断した問題について「私が止めたことは全くない」と東京電力への中断指示を否定した。
自民党の谷垣禎一総裁への答弁。
一方、原子力安全委の班目春樹委員長が海水を注入すれば「再臨界の危険性がある」と発言したとされる問題について班目氏は「再臨界の可能性はゼロではないと言った。
「それは確かだ」と述べた。
原子炉を冷やす必要性があるという点は一貫して意見していたとも強調した。


もうどっちでもエエ!
60歳以上のジジイは、潔く社会の現場から去れ!
そして、若手に道を空けるのだ!

2011年5月18日水曜日

グッチ裕三ってホントはスゴイ!


そう、あのグッチ裕三だ!
うちの娘がまだ幼稚園だった頃、「ハッチポッチステーション」 という幼児向けの 10分番組があった。
グッチ裕三が人形達と絡んでいろんなごたごたを繰り返す教育番組なんだけど、嫁さんが大好きで、その録画を見て僕は唸っていた。
表向きは幼児番組なんだが、実際は大人の為のエンターテインメント番組だった。
KISS、QUEEN、DEEP PURPLE などの名曲を見事にパロディ・カバーしていたのだ。

そしてそれをYoutubeで見つけてしまった!!
もう最高です。

・・・では、まずは2曲ほど。

一週間 - スモーク・オン・ザ・ウォーター
http://www.youtube.com/watch?v=xHlWWZVx5sE
犬のおまわりさん - ボヘミアン・ラプソディ
http://www.youtube.com/watch?v=ebfOheB_YrQ

2011年5月17日火曜日

IMF専務理事 性的暴行容疑で逮捕



ホテル従業員への性的暴行容疑で国際通貨基金(IMF)専務理事のストロスカーン容疑者(62)が16日逮捕された。
同容疑者は14日、ニューヨークの繁華街タイムズスクエアの高級ホテルで、従業員の女性に性的暴行を加えようとした疑いで逮捕された。
米メディアによると、強姦未遂、性的暴行傷害、不法監禁など複数の容疑があり、有罪確定の場合には最長25年の禁錮刑となる可能性がある。


現段階では不審な点が多いニュースだが、これが事実とすれば、このストロスカーンと言う人。
いったいどれだけバイタリティのある人なの?
しかも、IMFという公的な巨大組織のトップということは、それなりの学識と組織上の実力を持つ人なのだろう。
ことの善し悪しは別として、どこかの国の総理大臣もこのくらいのパワーを持ち合わせていて欲しいものだ。

2011年5月2日月曜日

イノシシ肉バーベキュー


猟師をやってる同級生が2人いる。
毎年、GWは獲物のイノシシ肉バーベキューだが、いい歳のおっさんが近所の公園に大勢集まってワイワイやっている光景はかなり異常な気がする。
しかしこのイノシシ肉。一般に「ボタン鍋」の脂っこいイメージが強いが、むしろ豚肉と牛肉の中間的なもので、ホントにおいしい。

ちなみに、今回の獲物は、昔、養豚場から大量の豚が脱走して、そのまま野生化した豚の2~3世代目にあたるものだそうだ。
つまり、家畜の豚が山の中で野生化し、純粋に野生のイノシシと出会って恋に落ち、その子供がイノブタ的なイノシシになったものということらしい。
ところでこの交配だが、メスは脱走した豚で、オスが野生のイノシシだったと断言する。
オスの家畜豚にはメスの野生イノシシをオトす根性はないだろう。

2011年4月26日火曜日

何が「わらしべ長者」じゃっ!



先週の土曜日の朝、情けなくなるテレビ番組をやっていた。
以前、アメリカで、赤いクリップから始めて、色々な人と色々なモノをどんどん交換していって、最後には一軒家を手に入れた人がいたらしく、そのネタを変形させて、日本人のアイドル予備軍のような若い女の子のレポーターがイタリアで、「赤いクリップ」から始めて、色々なものに交換して行くという企画だった。
いわば、わらしべ長者/イタリア編っていう感じだ。

それだけなら特に何ともない企画だが、唖然としたのは、交換していく際にそのレポーターの口から必ずあるイントロ言葉が発せられるのだ。
その内容は以下のような感じだった。
「日本で大地震があったのをご存知ですか?その人たちを支援する為に他のものと交換して下さい!」的なものだった。
これは支援じゃないだろう?! 私はあまりの恥ずかしさにテレビのスイッチを切ってしまったので、最後が何と交換になったのかは知らない。
しかし、こういう企画を止められる常識を持ち合わせた人は誰もいなかったのだろうか?

話は逸れるが、
近頃のテレビ番組はホントにお粗末過ぎる。
震災後の自粛はそろそろ喪が明けても良いと思うが、バカ笑い的なお笑い番組が多過ぎないだろうか?
もっと言えば、若者に迎合した「ドンチャン的な大声番組」が多過ぎないだろうか?
こんな状況にあっても、平和ボケして知性(学力のことではない)の足らない国民であることを恥じるべきだ!

2011年4月14日木曜日

そろそろ暗黙にしませんか?


ゴルフツアーもシーズンを迎え、プロ野球も開幕したが、活躍した選手たちのコメントが非常に気になる。
そのほとんどが「被災地の現場で頑張っている人たちに少しでも元気をあたえられるなら・・・」的なものなのだ。
その気持ちはよくわかるが、そんなことはもう誰でも思っていることなのだから、そろそろこの辺で暗黙の了解にするべきなんじゃないだろうか?
「出来る限りの全力プレーの大切さを伝えることが出来ていたとすれば幸せです。」
くらいの表現にする方が好感が持てる。
そうじゃないと、いい加減うんざりしてくるのは私の薄情さゆえの感情なのだろうか?
義援金の寄付にしても、芸能人たちのアピール合戦的な様相の裏で、表に出さずに支援している人たちもたくさんいるはずだ。
その謙遜とつつましさも私たちの資質として大切にして欲しい。

2011年4月5日火曜日

ささやかなお祝いありがとう!



大阪オフィスの打合せブースで「プチお誕生日会」。
その場に居合わせた皆さんありがとう。
この年になると、「あっ、人間は歳をとる生物なんだ!」と思わず感じてしまう。
それが歳をとったということなの?
ささやかではあるけど、気持ちはたくさん受取らせてもらいます。
さてさて、これからはどんどんジジイになるよ~。
でも、いかしたかわいいジジイを目指します。
ジジイの前に、当分はおっさんの時代が続きますが、まだまだブリブリやるよ!!

2011年4月4日月曜日

孫さん  やるじゃん!



ソフトバンクは、東日本大震災によって被災された方々の救済および被災地復興のための義援金・支援金として、10億円の寄付を行うことを決定し、孫 正義個人としては、100億円を寄付し、更に、2011年度から引退するまでのソフトバンクグループ代表としての報酬全額も寄付するそうです。

確かにこれはスゴイことだけど、孫さん個人の資産総額に占める比率で考えると、とんでもなくびっくりするような額ではないと思う。
ここで見誤ってはいけないのは、会社そのものは膨大な株主によってシェアされているので無謀な寄付は出来ないけれど、オーナー株主であればそれが出来ると言うことだ。
その意味で言うと、ユニクロの柳井氏や楽天の三木谷氏はかなりの比率のオーナー株主である訳で、それぞれ10億の寄付を既に申し出ているが、例えば、東電の社長であってもオーナーではなく、ただのサラリーマン社長なので多額の寄付を期待されても、そもそもそれほどの資産は持っていない。
それよりも、世の中にはもっと他にもオーナーはたくさんいるのだから、彼らは何らかの方法で「ノブレスオブリージュ」しなければならないはずだ!

それにしても、今回の孫さんの寄付に対するハゲ系のネット書き込みが笑える。
・さすが俺らの禿バンクだな
・ハゲの中のハゲだな 。ただのハゲかと思ってたがここまでのハゲとは・・・
・キングオブ禿 。なんつーかこいつのやることはスケールが違うな
・国民総ハゲ化へ
・もっと世の中の禿にやさしくしようと思った
・1本1万で植毛したって余るぞ・・・
・だれか禿のフィギュア造ってくれ。買うから
・ハゲに悪いヤツは居ないと思ってたんだよ
・ちょっとハゲになってくる!
・マジかよ、おまえは世界一の禿だ
・禿げかけで悩んでたのがバカバカしくなったよ。今はもっと禿げたい気持ちだ。
・俺はハゲで悩んでたが、今はむしろハゲが誇らしい

2011年3月30日水曜日

スターバックスと音楽と。


時間の切れ目に「スタバ」で一息することが良くある。
同じ店に何度も通うことは殆どないが、快適な店とそうではない店にかなり明確に分かれる。
まず快適な店は、「適度な混み方と客筋」&「店内からの外の景色と外からの適度な採光」が必須条件になる。
学生がたむろしていたり、何故かおばさん連中が井戸端会議をしているような店も意外と多いが、そういった店は最悪だ。
また、適度に雰囲気の良い外の街並みが眺められたり、自然の光が差し込んでくることも大切。
許せないのは、無線やWiFiが通じなかったり、ひどい店になると大きくテーブルがグラつくところまである。
逆に、これらの良い条件を満たした快適な店で、なお且つ良いクッションの椅子の席が取れて、好みの感じの曲がかかっていたりするタイミングだと、もう少しこのまま居たいと思えるものだ。
話は変わるが、このスタバの選曲はかなりレベルが高い。
まず何よりも、さまざまなシチュエーションを想定したジャンルの幅がある。
そして、決してメジャーな曲ではないけれどクオリティーが高い。ここがミソだ。
あまりパッションが強い曲は避けるということもあるのだろう。
ヘボいミュージシャンであっても、アルバムの中には、目だたないがなぜか偶然クオリティが高い曲が出来上がることがある。
そんな曲を選曲しているのだ。
逆にすぐれたミュージシャンであれば、外れることなくすべての曲でクオリティが高いものだが、そういう選曲は少ない。
これは達人の領域に近い。

どうなる 原発事故?


原発事故に対する考え方の整理が本当に出来ない。
政府関係者や専門家の説明を善良なる国民の1人として誠実に受取るとすれば、憂慮すべき事態ではあるにせよ、ただちに私たちの生活に深刻な問題がある訳ではなく、風評の流布も含め、慎重かつ品性のある行動が我々国民には求められていることに疑いの余地はない。
しかし、本当にそうなのか?
何らかの偶発的なトリガーで、(もしくは既に)事態は取り返しのつかに状況になっていくのか?あるいは、既になっているのか?
そしてその為の自己防衛の準備は自己の責任として行うべきなのか?

誠実で品性のある人たちがバカを見てしまう結果にならない為にも・・・
不信感に満ち溢れ、品性に欠ける人たちがいるとするのであれば、その人たちに対して、確信と責任をもって自重を促す為にも・・・


政府よ!しっかりしてくれ!

2011年3月29日火曜日

春の貸し切りビーチで。


いよいよ本格的に春が到来か?と思いきや、まだまだ寒い日が続いている。
3月14日の東大寺の「お水とり」が終わると三寒四温で温かくなるものだが今年は違う。
ここのところウィンドばっかりだったので、久々にサーフィン。
何かの偶然が重なって貸し切り状態で楽しめる時間がありました。
こんな時だからこそ、色々なことを忘れて純粋にくたくたになるまで体を動かすことが楽しい。
あまり複雑に深く考え込まない時間も大切なのだろう。

2011年3月15日火曜日

がんばれ日本!そして頑張る日本!



阪神淡路大地震を最大の死者数を出した神戸市東灘区の自宅で被災した私にとって、長い間(そして今でも)あの時のことを語る気にはなれなかったが、今回の震災の阿鼻叫喚は私に再びあの時の戦慄を思い出させた。

こういった大災害に関して、ある種のメディア報道的な安易な文字や言葉で一般人が語ることに抵抗感がある。
本当にあの戦慄を体験した人であれば、なかなかそれは出来ないように思う。

昔、某有名なネットベンチャーの社長が、「あの震災を体験して、私の人生観が変わり、社会に貢献出来る企業に育てようと決意した。」的な発言をしているのを読んだことがある。
あくまでも私の個人的な感情だが・・・
美談として語るのは止めて欲しい!
美談仕立てで表現する人に少なからず抵抗感があるし、それを望まない種類の人たちもかなりいるはずだ。
また、SNSなどでも時々みかけるのだが、何かのイベントと勘違いしているのではないかと思えるくらいおかしな方向に向いてアクティブになる人達がいる。
「鎮魂の深い哀悼の念」と「喪に服しながらも心からの積極的な行動をとる」のが日本人としてのありようなのだ。

がんばれ日本!そして頑張る日本なのだ!

2011年3月8日火曜日

グリーンジャンボ宝くじ


「グリーンジャンボ宝くじ」発売最終日の大安吉日。
バラ30枚ゲット!!

どうも当たる気がしないのはなぜだろう?
「年末ジャンボ」は、師走の慌ただしく気ぜわしい雰囲気の中で「何だか当たりそうな気がする~。」だし、「サマージャンボ」も夏休み前、お盆前のそわそわ感があるけど、
この「グリーンジャンボ」に関して言うと、巷に何の高揚感もない中で売り出される。

もし当たったら・・・? どこかに寄付?
それはないな。先日、拉致被害者救済の「ブルーリボン」募金をして、ピンバッジをもらったけど、この程度が私の心の広さの限界のような気が・・・画像の番号を消しているところなどは、心のセコさがモロに出ている。
やはり寄付系はあり得ないな。


それなら、ドンッと使って経済を活性化させよう!・・・と、はかない夢は尽きない。

2011年3月7日月曜日

男性不起訴:私物の財布だったのに 「泥棒」と叫ばれ逮捕


毎日新部ニュースにこんなのが出ていた。

 三重県四日市市のスーパーで04年2月、女性に「泥棒」と叫ばれ、窃盗未遂容疑で民間人に現行犯逮捕されて翌日死亡した同市内の男性(当時68歳)について、津地検は4日、女性と男性がもみあって奪い合っていたのは男性の財布だったことを明らかにした。
津地検四日市支部は同日、時効により男性を不起訴処分とした。
男性の妻(70)の代理人の成田清弁護士は「財布が男性の物ということは窃盗未遂自体が成立しない。
事件はなかった」と話した。

この事件、整理すると。
68歳のじいちゃんが、ATMで現金をおろそうとしていたら、おねえちゃんに「ドロボー」と叫ばれて、もみ合いになっていたところに、身長181センチ、体重94キロの巨体の警察が駆けつけて、このじいちゃんの上に馬乗りになって、それが原因の高血圧心不全で翌日に亡くなった。
・・・がその財布は後で調べるとおじいちゃんのモノだった。
しかも、そのおねえちゃんは消えていて、いまだに行方が分からない。


・・・う~ん。
確かに世の中は不条理に満ち溢れている。
そもそも「これからのJustice」の話をする前に、恐ろしく不完全なレベルですら平等な人権そのものが存在しないという前提に立つべきなのだ。

2011年3月3日木曜日

ハービー生誕70周年を記念する豪華アルバム『イマジン・プロジェクト』



ジョンレノン、ピーターガブリエル、ボブディランなどの曲を様々な民族音楽系ミュージシャンがカバーしている。
ハービーハンコックがJazz風にアレンジした上で、ピアノで参加。
ハンコック自身の曲は1曲もない。
私も好きだったし評価も高かった「カバー歌モノ」の2部作に続く3作目としてさすがに評価は高いが、個人的にはもうひとつ好きにはなれない。
もちろん、アレンジ&キーボーディストとしての才能とセンスは飛びぬけてはいる。期待が大きい分、彼もツライところかもネ。

しかし、1曲目のジョンレノン/イマジンのカバー。最初の出だしのピアノとボーカルの2分間だけは泣ける。
70歳を超えていまだに最高峰のピアニストの一人だ。

↓ 試聴が出来ます。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF/dp/B003NHX4QO/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1299143404&sr=8-1

2011年2月17日木曜日

パスポートの更新


パスポートの更新
10年使ったパスポートがもうすぐ期限切れになる。
更新しなくては・・・。
今回の10年はかなり使い込んだ。
ハンコがいっぱいだ。今回は仕事での渡航が多かったので延長ビザのシールとかも結構貼ってある。
思い出すと、シリコンバレーオフィスの立ち上げや中国法人の設立などいろいろあった。
しかし、ビジネスでの渡航では、どれも良い思い出はなかったなあ。
これではあまりに悔しいので、今回はパスポートの現物を手元に残す為に、更新ではなく紛失の再発行にしよう。

2011年2月15日火曜日

巨人軍の宮崎キャンプ



プロ野球の各球団は春のキャンプにいよいよ突入している。
巨人軍のキャンプは、2月だけ1軍2軍が例年の宮崎で、今年から1軍のみが3月以降は沖縄に移動になるらしい。
そして、毎日放送されるスポーツニュースで、その日のキャンプでの出来事がレポートされている。
宮崎の2軍の合宿所は、僕が宮崎でサーフィンする時の常宿だ。(水光苑)
一泊3500円で泊れる上に、裏庭から歩いてビーチに行けるところが素晴らしい。
それに何より、周りにネオン街は全くないので、ひたすら熾烈なキャンプメニューに取り組めるのが良いのだろう。
ところで、原監督へのインタビューによると、今年の訓練メニューでは、「阿部」「高橋」「ラミレス」「小笠原」の4選手だけ、自主性に任せたメニューを承認しているらしい。
私の直感だが、これはこれらの主力の古株の選手たちが、新人たちと同じメニューに同列に参加することを拒んだからだと思う。
その証拠に原監督はインタビューでこんなことを言っていた。
「彼らが自分自身で自身のキャンプを管理することで大きな成果が得られることを期待している。
しかし、その日の気分で取り組むのは禁止している。
翌日のキャンプメニューは前日までに提出させるように義務付けている。」
このことは、原監督としてはこのことに対して必ずしも賛成している訳ではないことが読み取れる。
つまり、彼らのわがままを不本意ながら承認しているのだ。

今年の巨人は、(これも私の直感だが、)全員が一体となってFor the team的な感動の試合が見られるチームにはならないと予言する。

2011年2月3日木曜日

宇宙は何でできているのか


宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)
著者  村山 斉

全宇宙のすべての星と原子を足しても宇宙全体の重さのほんの4%。
では残り96%は何なのか?それは「暗黒物質」と「暗黒エネルギー」だとされてるのが今の宇宙物理学。
そのことに関して、数式や難しい理論を抜きにして解説しているのがこの新書なのだが、それでも相当難しい。
というか、ほぼわからん!
この「暗黒エネルギー」も どのような物なのかわからないのに、現代科学では『正体不明でも、 それが「ある」ことはわかっています』という
言葉の意味の段階から既にわからん。
目には見えないけど、原子などのように目に見えるモノより遥かに重い物質(質量)として存在するとう「暗黒物質」。
さらにそれよりも数倍の質量をもつ「暗黒エネルギー」。

これがベストセラーになるっていうのは、一体みんなはどんだけ賢いねん!
その割に日本の政治が稚拙なのは何でやねん!
・・・という本でした。

夏への扉


通りかかった西梅田の地下噴水前に何ともかわいいポスターがあったので写メを撮った。
SFファンタジーの「おたく」だった妻が、昔まだ学生で彼女だった頃に薦めてくれた本でしたが、どうやら「キャラメルボックス」という劇団が、劇化したうえで東京と大阪で公演するようです。
ロバート・A・ハインラインの古典的名作。
写真を良く見ると写メを撮っている自分自身の姿がかすかに写っている。

2011年2月2日水曜日

ギターとトランペットのデュエット



またまたデュエットアルバム。
最近、シンプルなデュエットアルバムが続いているけど、今度はアコースティックギターとトランペット(&フリューゲルホルン)という珍しい組み合わせ。
ギターのラルフ・タウナーは、かなり好きなギタリストで、もう高校生の時から聴き続けています。
知らないのはイタリア人トランペッターの方でしたが、いつもの12弦ギターとフリューゲルホルンとの相性は抜群で、清冽なリリシズムに溢れています。
一般的な音楽ではないので、もちろん売れませんが、クオリティは抜群に高いです。
去年のベスト10に入れていた評論家もいた。