2011年6月22日水曜日

7月22日(水)日経朝刊のコラム 政治の質を決めるものは何か?



論旨は以下の通り。
日本の政治はどこまで落ちていくのか?
この惨状は一体何に起因するのか?
結論は、民主主義の下で政治の質を決めるのは、われわれ国民の質である。

増税を掲げると選挙で惨敗するから、これは民意であり、増税は悪だという国民の思いであることになる。
しかし、どこの国でも事情が同じという訳ではなく、例えばドイツでは医療保障制度の増税を掲げて勝利したメルケル政権がある。
日本ではどうか?・・・・風邪をひいただけで救急車を呼ぶ若者。
モンスター・ペイシェントと化した老人。
つまり国民が緩んでいる!ということを主張している。

しかし、意識あるわれわれ国民が本当に必要とする情報を提供していないマスコミの情報操作こそ、根柢の問題のような気がする。
大衆迎合し、商業主義に走るマスコミをコントロールするのも国民のはずだが、AKBの選挙結果がどうだとかがトップニュースで流れるようでは、やはりお先は暗いとしか思えない。

2011年6月17日金曜日

やっとiPad2がやってきた。




iPad2がやってきました。
iPhoneを使っているので使い方は全然大丈夫ですが、何というか、正直言ってどうしてコレがそんなに売れるのだろう?・・・という素朴な疑問が。
確かに特殊なシーンで、特化した使い方をする場合はピッタリのケースもあると思うが、それだけでこんなには売れないだろう。

仕事で使うにはPCほどのことは出来ないし・・・、
モバイルでちょこちょこ使うにはiPhoneで十分だし・・・、
それに電車の中で使うには恥ずかしい。

しかし、家の中で気楽にひょいひょいと使うには、iPhoneよりもPCよりも気軽に手軽に使える。
テレビ見ながら、音楽聴きながら、お酒飲みながら、何気なくちょこちょこと・・・・。
こんな使い方ならピッタリの感覚がある。

その為にみんな買うのだろうか?
売れ過ぎじゃないんだろうか?
「たまごっち」のように、ブームが去って何年かすると、どこかの片隅で静かに眠っている・・・ってことにならないとは誰にも言えない危うさがある。

2011年6月14日火曜日

夏の節電対策 その1



関西の電力は原子力に依存する割合が非常に高いのですが、発電する福島県と使用する首都圏の関係のように、発電する福井県と使用する関西圏の関係があります。
現在、福井県には11基の原発があり、今現在4基が定期点検中で、7月に2基が点検に入ります。
当然地元は再開を許可しない。
これに伴って、関電はこの夏の15%節電をするように要望を出しました。
関西は電力不足とは無関係だったのに、一転して節電モードです。

さて、我が家が家庭で出来ることは何か?
一番大きいのがエアコンです。
そこで、先週末の日曜日は神戸の自宅マンションのエアコン整備を行いました。
室内のエアコンのフィルターの掃除と汚れを溶かすスプレー噴射。
さらに、室外機への直射日光を遮る木製のカバーの設置。
さらにさらに、アイビーの苗とネットを購入し、ベランダの直射日光を避けるための準備が完了。

でも、今年も多分暑い夏になるのだろう。

2011年6月8日水曜日

自然はスゴイなっ。











昨日、太陽の黒点群で大きなフレアが発生。
これに伴って、大量の太陽ガスが放出されているので、地球にも届くそうです。
太陽から放たれる磁気の影響は、実はかなり強力で、過去(地球規模の時間軸で)にも何回か大きな磁気嵐が発生していて、現代の文明社会が大きなクラスの磁気嵐に見舞われると、特にIT関連のインフラに甚大な影響があるにもかかわらず、意外に対策について語られることが少ないそうです。
また、これとは関係ないですが、南米チリでも大規模な火山爆発が起こっていて、この画像は迫力満点です。

さて福島原発事故。
これは想定外の人災だったのだろうか?
個人的には、想定内の人災だったのだと思う。
今回ほどの大きさの津波を想定しなかったからこそ、建設コストや運用コストが少なくてすんでいた訳で、もしより大きな津波を想定していたとしたら、より膨大な税金をそこに投入していたことになっていたはずだ。
つまり、想定範囲内のトレードオフだったのだ。
そもそも、想定できる限りの対策を打てるはずもないし、想定以上のことが起こる可能性があるのも当然ではないのだろうか?
例えば、文明社会が経験していない太陽磁気嵐で大規模な機械の誤動作が起こることは想定できるし、もっと言えば、小さな隕石が原発を直撃することだって可能性としてはあるはずだ。
結局は、想定外のことが起こった時に、原発のようにあまりにも甚大な被害(今の文明でコントロールできないような被害)をもたらす可能性があるものには手を出してはいけないのだと思う。