2011年10月18日火曜日

読売新聞のオンラインニュースにこんな記事があった。



15日午後4時15分頃、名古屋市のJRの車掌から、「乗客同士が言い争いをしている」と、JR東海総合指令所に連絡があり、署の調べでは、母子が座れずに立っているのに気づいた男性が、「誰か席を譲ってあげて」と呼びかけたが、譲る人がいなかったため立腹。
座っていた乗客の男性1人と言い争いになったという。

かなり頻繁にどこでもありそうな事件だが、どうやらネットでは当事者の男性に対してのバッシング一色になっているらしい。

「やらない善よりやる偽善とか言うけど、迷惑にもほどがあるわ!わりと本気で死んで欲しい。」
とか、
「自分の正義に必死なやつはホントうざい。」
とか、
「本人の意思を無視していいことした気分にでもなってるカスは死ね」
といった意見が圧倒的だった。

そういう意見を持つ人の気持ちは意外に理解できるし、ある程度の人数になるのも予想できる。
確かにこの男性の行為は適切ではないし、うざいタイプの人なのだろうが、ただそれだけの人ではないか。
それに対して本気で反応する人たちの意見が支配的なのは寒過ぎる。
人間として本質的に情けない人たちはいったいどちらだろう?