2010年2月11日木曜日

トヨタ:大規模リコール問題 前原国交相、米大使と会談

この問題、お隣のカナダの新聞などは、普天間基地移設問題で、米国の報復があると思っていて、トヨタ・リコール問題は報復であると言わざるを得ないと言い切っています。

私個人的には、それも大きな理由の1つであるはずだし、電気自動車系に大きくシフトしようとさせている米国の自動車政策のなかで、トヨタをバッシングすることによる意味合いも大きいと思う。

しかし、このリコール問題ですが、フロアーマットの問題にしても、ブレーキペダルの問題にしても、作っているのは米国の部品メーカーなんですけどねえ・・・。

それに同じような問題があってもフォードは自主回収で終わっているし、アウェーでサッカーの試合をするようなもんですね。

そういう中で本日のニュース -------------

トヨタ自動車の一連のリコール問題をめぐり、前原誠司国土交通相は10日、ルース駐日米大使を国交省に招き、会談した。

この問題で日米の友好関係や自由貿易が損なわれてはならないとの認識で一致した。終了後、ルース大使は記者団に「日米の2国間関係の力強さを損なうものではない」と述べた。
米国ではトヨタの対応を批判する声が高まっている。

前原国交相は、批判が過熱することで、日米間の関係に影響が出ることを懸念して、冷静な対応を求めるために会談を呼びかけたとみられる。


なんと弱腰な。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

これ、もしかしたら面白いかも・・・?


職業はプログラマ。この職業、マジでやばすぎる。
入社日での出来事。パソコンを渡される→指示された通り、色々なものをインストール→設計書を渡される。
「これでおっけーと。んじゃ作れ」「え?」「いや作れって」「あ、え?は、はい」「みんな忙しいから、出来る限り自分で解決しろよ」そう言って去っていくチームリーダー。
このまま悩んでてもしょうがない。とりあえず設計書を見てみるか。フレームワークがどうのこうの、うんたらかんたら・・・。テストはどうのこうの・・・。
ワケわからんぞ


10年前後NEETで最終学歴が中卒の俺が、母ちゃん死亡で働く決心がつく。
職業はプログラマ。世にも恐ろしい残業地獄職だ。一応言っておくと、上流SEや、会社によって違うらしい。前スレの意見を統合すると、俺の会社が異常すぎるとの事。
プログラマを目指そうと思う人は、こいつの会社やばいって程度で見てくれるとありがたい俺の入った会社は超絶ブラック。主に人間関係がヤバイ。

そして入社日の時点でデスマが始動。そんな中、俺はここで諦めたら母ちゃんに申し訳が立たんと必死に頑張る。
デスマって何?
デスマーチの略で、通常の勤務時間では到底終わらないような仕事のこと。
つまり、残業が大量発生することになり、社員は地獄を見ることになる。うちは残業代が出ない。

俺は不意に涙が出たりと、色々とやばいことになっていた。
会社に行きたくない。平日の朝が来るたび、強烈な吐き気と眩暈に襲われる。
そしてついに俺は(会社・・・辞めよう・・・)俺は社長室に向かった。

俺はよく頑張ったさ。誰だって褒めてくれる。もう社会に出て行くのは俺には無理だ。
この会社をやめて、NEETに戻ろう。
そう思いつつ、社長室をノックする。

2010年2月9日火曜日

伊丹空港フル活用案に「絶対許さん」と橋下知事

橋下知事が伊丹空港の活性化策反対の立場で何かとニュースになっているようです。

その主張の中身はとりあえずおいておいて、この問題、どうやら普天間基地移転問題と同じような構図に見えて仕方ありません。

私が覚えていう限りですが、そもそも伊丹空港とは別に関西国際空港を作ろうというきっかけとなった時代背景あたりから整理します。


1970年代くらいから、伊丹空港の発着が急増して、騒音がうるさいとか、国際線の夜間制限などが問題となって、新しい空港を作ろうという動きになったと思います。

住民運動も結構盛り上がってきて、この時点で、伊丹近隣の住民は多くの補償金を受け取り続けていたと思います。

その後いろいろな紆余曲折を経て、伊丹空港の廃止を前提に関西国際空の建設が決まり、開港まで数年を控えた段階で、住民の同意や国の意向を受けて、突然伊丹空港の存続が決まりました。

その後、あろうことか神戸空港までが作られたり、一体どうなっているんだろうか?


結局ある程度の時代背景や民意はあるものの、最終的には補償金やら利権やら公共事業を請負う業者であったり、殆ど全ての行動原理はお金というキーワードで回っているんですよね。

そしてその構図は普天間基地移転問題にしても基本原理は同じでしょう。

何がどうだから、こうすべきとか、ああすべきとか、そういうことは個人個人のおかれた状況や、育ってきた環境や、受けた教育や、本来持っている考え方によって大きく変わるので、「私はこう思う!」という領域から出て、普遍的なものは見出せないものですが、多かれ少なかれ、この種の問題の根本原理はお金の問題です。

ダムにしても高速道路建設にしても、そういったお金にまつわる利害関係者の圧力がなければ、言っていることの殆ど全ては「自然運動礼賛者」の言う主張通りでしょう。

日本から米軍基地を段階的に全てなくしていく替わりに、段階的に核武装をしていきましょう!位の議論が出来る土壌が日本には必要なのかも。

2010年2月2日火曜日

ハイチに折り鶴

「ハイチ大地震の被災者を元気づけるため千羽鶴を贈ろう」という動きが広がり、全国から折り鶴が続々と集まっているというニュースがあり、これに対して「被災地に迷惑だ」との批判が相次いでいるそうです。
「日本人の“平和ボケ”の例」「普通の救援物資ですら空港や港が破壊されて満足に届けることもできない状況で、千羽鶴を送ることがどういうことかは想像が付きそうなもの」。
「何かをしてあげたい、喜んで貰いたいと思う気持ちは尊いものです」という意見や、千羽鶴ではなく「清潔な水、清潔な毛布、清潔な食料が必要」「少しでも我々ができることは、義援金を送ること」という意見も多いそうです。
しかし、「義援金を送るほうが歓迎される」けれども「現時点でなにもしていない自分には、そのことを自体を批判することは出来ない。」とか、支援したいと思わなかった自分より「たとえ偽善だったとしても、“千羽鶴を折る!”という行動は素晴らしいとか・・。
人のことはどうでもええから、とりあえず自分が何かするってことが大事との意見とか、ハイチには今なお命の危機にさらされている被災者が大勢いるのに、あまりにもボケ過ぎ・・とか。

小さな偽善で大きなお世話(&迷惑)を承知で鶴を折る人、批判に熱心で自らは何も行動しない人、どちらもかなり典型的な日本人のような気がしてきたニュースでした。
日本人も真剣に「世界の中での日本のスタンス」を考えないとダメなタイミングになってきているような気がします。
政治に無関心であるとか、ニートで引きこもっています、といったことを言ってられない日は案外近いのかも知れません。