2011年10月18日火曜日

男子日本体操界のスター 内村航平



週刊誌の記事などでは、「内村航平のドヤ顔」というキャッチをよく見かけた。
この写真では爽やかな感じが支配的だが、テレビ中継などではもっと違う印象になる。
敢えて言うと、少し屈折した若者によく見受けられるニヒルで斜に構えた表情が印象的だ。
普段の生活の中でもこういった表情をすることは基本的に良くない・・・というか、社会生活においては「損」なはずだ。
しかし、分かっていてかいなくてか、こういう表情で構える一般の若者をよく見かける。
特別に賞賛されるべき人・・・世界の内村航平だからこそ許される表情であることを自覚すべき若者は多い。
そこには越えてはならない厳然たる一線が確かに存在することを認識すべきなのだ。
一般人は一般人であってスターではないのだ。

・・・と、エラそうに書いてしまったが、
彼の演技をみると、想像をはるかに超える壮絶な練習の積み上げがあったに違いない。
みる者すべてを純粋な感動で満たしてくれる彼の演技に私は完全に酔いしれた。