2011年11月4日金曜日

剣道 全日本選手権の中継は新鮮だった


剣道日本一を決める全日本選手権のテレビ中継が3日文化の日あった。
剣道のことはよくわからないのに何故か引き込まれるように見入ってしまった。
そんな自分に気付き、どうしてだろう?と考えたが、理由は簡単に分かった。

音声がうるさくないのだ。
アナウンサーのしゃべりや解説の声も無い殆ど無音の時間がかなり支配的なテレビ番組って他にあるだろうか?
剣士同士の静寂に包まれた「間」の取り合いは、まさに神道に通ずる日本の武道っていう感じでした。

どうして最近のテレビ放送はこんなにうるさいのだろう?
どうしてお笑い系のうるさく早口な番組がこんなに多いんだろう?
どうして「AKB」がこんなにもてはやされるんだろう?

・・・などなど、日頃のうっぷんに溜飲が下がる剣道の中継でした。
但し、3人の審判による判定ということろがちょっと・・・。
フェンシングのようにフェアに電気的な判定装置を付けるのも違うし、勝ち負けそのものにそれほど重きを置いていないということなのかもしれないが、世界大会もあるようだし、課題と言えば課題かも・・・・。