2011年8月1日月曜日

中国鉄道事故の報道がホントに多い。





この事故、今の中国という国を考えると起こるべくして起こったということだろう。
その後の対応も報道されている通りで、顛末の真相は明らかにはなっていないが、人命を第一に考えるという基本理念が浸透していないことがそもそもの根底にあることは間違いない。

この事故に関して言えば、中国という国の社会構造が良く見えて分かりやすい。
・・・が、一方日本はどうだろう?
確かに表面的には人命を第一に考えるということは、当たり前のように浸透しているし行動されているような気もする。
しかし本当にそうだろうか?例えば原発問題。
原発に投入されている本当の電力コストや、電力供給能力の本当の実態など、表面的には見えないところで、隠ぺい体質は強力に存在する。
そして、なお且つ、「安価な電力供給によって日本経済を支える」とか、「原発に関連する人たちの100万人規模の雇用を守る」といった大義名分を持ち出した時、本当に人命を第一に考えている国と言えるだろうか?
中国の鉄道事故などの比ではない大きな問題が今この日本に横たわっている。