うちの会社(メディア情報開発)の社長ってどう人で、いったい何を考えてるの・・・・・? 「会社の業務としての情報共有とは別の次元で、普段考えてることとか思っている事を知ってもらうことも大切ですよ!」という声に押されて、ボチボチ始めさせてもらいます。 ただ、哲学者でもなければ評論家でもないので、読んでいる本とか雑誌、買ったCDなど、そういった普段身の回りにあるごくごくありふれたものを通しての感想から、個人的な価値観を知ってもらえればと思います。
2010年12月14日火曜日
突然「おい、こら!」とトラックによじ登ってきた無職を振り落とした運転手を逮捕
突然「おい、こら!」とトラックによじ登ってきた無職を振り落とした運転手を逮捕
何ともおかしな事件が起こりました。
まずは、ニュース記事は以下の通り。
名古屋市北区で8日発生した死亡ひき逃げ事件で、愛知県警北署などは同日、運転していたトラックから男性を振り落として逃げ、死亡させたとして、傷害致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで西濃運輸運転手宮下透容疑者(50)を逮捕した。
逮捕容疑では、8日午前1時35分ごろ、10トントラックを運転し北区平安通1の信号交差点で信号待ち中、無職青山教之さん(44)が助手席側から乗り込もうとしたため、トラックを発進させて交差点内に転倒させ、そのまま逃げたとされる。
青山さんは直後に通り掛かったタクシーにひかれ、頭と腰を強く打ち死亡した。
同署によると容疑を認め、「突然、男がトラックによじ登って助手席のドアを開け、『おい、こら』と怒鳴ってきたため逃げた」と話している。
調べでは、宮下容疑者は業務中で、青山さんと面識はなかった。
タクシーの運転手は持病があるため任意で聴取している。
このニュースをそのまま第三者として聞くと、「なんでこの運転手さんが逮捕されることになるの?」と思ってしまいます。
状況として不明確なのは、この被害者が実際はどんな状態で真夜中の交差点の信号待ちトラックに乗り込もうとしたのか?とか、
トラックの運転手さんの正当防衛的な行為だったんじゃないのだろうか?とか、
その上、更にはタクシーの運転手さんは持病があるにしても、任意で聴取しないといけない状態ってどんな状態なんだろう?とか・・・・。
想像すればするほど混乱して来ます。
最近は何かと加害者の人権保護に偏っている傾向が目立っていました。
殺人を犯した人の人権が、殺されてしまった本人や遺族の人権よりも重視されるようなケースです。
しかしこの事件は一体どう考えればいいんだろう?
2010年11月19日金曜日
新世界 国々の興亡 (朝日新書) [新書]
新世界 国々の興亡 (朝日新書) [新書]
船橋 洋一 (著)
個人的には久々に面白くて楽しめた世界情勢関連の本でした。
様々な国籍の様々な立場の著名人に対してのインタビュー形式で構成されています。
ただ書評を見ると、「結局何が言いたかったのか」とか、「どういう目的の人が読めばいいのか」と言われると難しく、別にどの方向性に特化しているわけでないので、悪く言えば浅くなっている印象も受けたというものがありました。
しかし私は経済の専門家ではないですし、大局的な世界のこれからの方向性を見る、という点で楽しめました。
それを言うと、池上なんとかさんなどの「手っ取り早く世界情勢を理解する」っぽい書籍に比べるとはるかに深みはありました。
日本の国内の有識者たちによる世界情勢の判断ではなく、様々な国籍の著名な有識者による客観的な視点での「日本」「中国」「アジア」の未来図に対する認識は、とても興味深かったです。
2010年11月15日月曜日
腰パン 半ケツ 長サイフ
腰パン/下げパン半ケツのファッション
黒人系ストリートファッションが似合う男の子ならまだ許せるが、誰でも彼でも下げパンというのはかなり違う!
たまに、「それっ、どこでひっかかってる?」的に究極の下げパンを見かけることもある。
思わず笑えてしまうのは僕だけではないと思うのですが・・・かなりヤバイのがいますよねえ?
それと、もっと気になるのは、その下げパン半ケツのお尻ポケットに長財布を差し込んでいるパターン。
このタイプはかなり多い。
この財布、絶対に無意識に落とすか、スラれるか、トラブルはいっぱいあると思う。
よっぽど普段からお金を入れないように気をつけているんだろう。
少し前に流行った「やまんばガングロ」系の女の子ファッションと同じように、何年かあとで客観的に冷めると、本人もきっと恥ずかしい思い出と感じるかな?
いずれにしても、これからもっともっと日本自体が危機的な状況になっていく過程で、こういったファッションは知らず知らずに消えていっているだろうと、かなり確信的に断言できる。
2010年11月12日金曜日
2006年08月16日
【ロシア側から漁船の乗組員が銃撃】
北海道根室市の根室湾中部漁協から根室海上保安部に入った連絡によると、 同漁協所属のカニかご漁船「第三十一吉進(きっしん)丸」(4.9トン、4人乗り組み)が、 北方四島海域の貝殻島付近でロシア・サハリン州国境警備庁に拿捕(だほ)された。
その際、 ロシア側から漁船の乗組員が銃撃を受け、乗組員4人のうち1人が死亡した。
盛田光広さん(35)は頭部を撃たれたらしい。
小泉首相は「大変遺憾なことだ。 しかるべき抗議もしなければならない。」と語ったが、結局何の抗議も出来なかった。
2010年11月11日
【尖閣ビデオ流出させた海上保安庁保安官 宅捜索】
"幼い子供いるも、職を賭けてビデオ公開" 保安官宅、家宅捜索…玄関にはベビーカー、ベランダには浮き輪も。
やってはいけないことをやってしまったことは確かかもしれない。
しかし、中国では今回の尖閣の中国人船長は英雄扱いされているが、日本ではこの人が家宅捜索。
人権派弁護士さんの頭の中は恐ろしくシュールな世界観に満ちているらしい。
結局、自民党が・・とか民主党が・・とか言う前に、もう何年も前から何かが少しずつ崩れていっている。
2010年10月27日水曜日
「セクハラサイコロ」教師
児童に「セクハラサイコロ」59歳痴漢教師あきれた言い訳 -------
問題の教師は埼玉県入間市の小学校で3年生を担任している59歳。
教師が自ら作った2センチ四方のサイコロに、「キス」「ハグ」「鼻くそ」「ツバホッペ」「恋人指切り」などと記し、宿題を忘れたり騒いだりした児童に、罰としてサイコロの出た目の行為を教師が児童にやっていた。
教師は自分でセクハラサイコロと名付けていたという。
教師が最悪でアホなのは分かる。
しかし生徒は孫のような歳の小学3年生。それを大問題にする親の感性と、それを貴重なテレビ放送で取り上げるマスコミのレベルを疑う。
それより、次の事件を何とかするべきだろう。
群馬小6自殺事件、亡くなった明子ちゃんが首吊りに使ったのは母にプレゼントするために編んだマフラー
上村明子さんの告別式が26日営まれた。
クラスメートや教職員ら約120人が参列し、祭壇には、好きだったお菓子や果物、ジュースが供えられた。
代表の男子児童が「転校してきた時に鬼ごっこをしたこと、運動会、 修学旅行で一緒に過ごしたことをいつまでも忘れません」と弔辞を読み上げると、参列者からむせび泣く声が漏れた。
父の竜二さんは「学校では一人で寂しかったと思うが、今日はみんな来てくれたよ」と、明子さんに語りかけるようにあいさつした。
校長は「学校でつらい思いをさせてしまった。二度とこういうことを起こさないように明子さんに誓います」と弔辞を述べた。
出棺直前、竜二さんは学校関係者に「(明子さんを)返してください」と怒りの声を上げていた。
この事件、経緯と内容を聞けば聞くほど泣ける。
一般的に、いじめられる方にも、その親にも大きな問題があることが多いのはかなり深く理解できる。
しかし、これからという年齢の子供が一人で悩みながら死んでいったのである。
校長は会見で「いじめとの認識はなかった」と話している。
遺族の前で子供をぼこぼこにして、葬式の間は全員でひたすら土下座しろという精神論は言わないが、白々しい弔辞で済ませるか?
学校側は言うに及ばず、いじめに加わった生徒の親、そして生徒自身も、これで済ませるような気持ちでいるのであれば、今後大きな十字架を背負うことになるだろう。
こういうことを放っておくこと自体がこの国を危うくさせる・・・・「セクハラサイコロ」とは次元が違うのだ。
2010年10月9日土曜日
根岸英一・米パデュー大特別教授(75)と鈴木章・北海道大名誉教授(80)がノーベル化学賞の栄誉に輝いた。
08年に小林誠博士、益川敏英博士(物理学賞)、下村脩博士(化学賞)の3人が受賞したのに続き、日本人受賞者は、これで17人になった。
※米国籍に移った南部陽一郎博士を含むと18人。
2人の先生方をテレビで拝見していると、やはり流石に大学の名誉教授からなのか、品格というか人品というか、人間そのものが持つ品性が溢れています。
おととしの益川博士は、ちょっと例外かな?
こういった先生方は、悪く言うと世間知らずで屁理屈をこねる学者さん的なタイプの人たちを想像しがちですが、この世代の人たちになるとそれもどうも違うようです。
この年代の人たちの人格・品格のレベルは高かったんだと思います。
世代によるカラーの違いというのは結構はっきりとあります。
ところで、私は団塊の世代の異質さにとても興味を持っています。
団塊の世代の定義は、Wikipediaでは次の通りです。
---------------
団塊の世代(だんかいのせだい)とは、第二次世界大戦直後の日本において、1947年から1949年までのベビーブームに生まれた世代である。
戦後第一次ベビーブーム世代とも呼ばれる。
第二次世界大戦後の日本の歩みと人生を共にしており、またその特異な人口構成ゆえに、良くも悪くも日本社会の形成に大きな影響を及ぼしている世代である。
---------------
1945年の第二次世界大戦後に生まれた彼らの親の世代は、
多分1920年前後の生まれのはずです。戦争をまっただ中で経験して参加した世代。
その人たちが終戦を迎えて、「産めよ!増やせよ!」で子供を産んでベビーブーマーとなる。
更に、彼らの子供たちが1970年から1975年前後の40歳から45歳の世代です。
まとめると、
■ベビーブーマー団塊の世代の系譜
団塊の世代:61歳から63歳(1947年から1949年生まれ)
子供たち:40歳から45歳前後(だいたい1970年から1975年生まれ)
更に孫たちは:15歳から20歳前後
私の経験から言って、
「団塊の世代(61歳から63歳)」そのものの人。
「団塊の世代」の子供(40歳から45歳前後)
「団塊の世代」の孫(15歳から20歳前後)
これに当てはまる人は、かなりユニークな発想をします。しかも、本人たちは気付いていないことがほとんど。
多分、終戦直後の動乱期に生まれ、異常な状況の中で成人したことも影響していると思う。
子供の世代、孫の世代に関しては、年齢ではなく「団塊の世代」の子供、もしくは孫どうか?です。
まさに「良くも悪くも日本社会の形成に大きな影響を及ぼしている世代」。
2010年9月3日金曜日
携帯音楽プレーヤー
先日、出張帰りの夜遅い新幹線の中で、どこからともなくイヤホンから漏れる音楽が聞こえてきた。
周りを見渡すと、多分3列位前の通路を隔てた右ななめ前の席の人だろう。
頭だけが上3分の1くらい見えているけど、30歳前後の普通の兄ちゃんだ。
ホントにうるさい。
洋楽、J-Pop入り乱れて、何の曲か?まではっきり聞こえる。
普通の人間なら、音楽を楽しむ音量ではなく、ある種の拷問に近いはず。
本人のことはひとまず置いておいて、都市の中での社会生活を送る上で、かなり基本的ともいえるこんな程度のマナーを守ることも出来ない30前後の若者。
それほど混んでなかったとは言え、周りの人も何も言わない。
携帯音楽プレーヤーと言えば他にも気になることがある。
例えば、朝の通勤ラッシュ時の人ごみの雑踏の中。歩いている人たちの中で、人にぶつかりそうになるなど、明らかに全体の人の流れと違和感があって動きがおかしい人は、ほぼ間違いなくイヤホンをつけている。
さて、この新幹線の中の爆音兄ちゃん。
よっぽど、通りがかりの車掌さんにひと言言ってもらおうかと思ったが、それも面倒なので諦めた。
そういえば、切符のチェックの時に車掌さんも気付いているはずなのに・・・見て見ぬふりか?
新大阪駅について電車を降りる時、その兄ちゃんを見て納得した。
風貌がかなり凶暴系なのだ。
敢えて例えると、大リーガーの岩村。
この人、風貌で損してるんだろうか?得してるんだろうか?
2010年8月9日月曜日
広島原爆の日:65回目 核廃絶、世界で潮流 国連事務総長が初参列。
そして今日の長崎にルース大使は出席しなかった。
・・・この日には毎年深く考えさせられる。
色々の立場から、様々な意見があり、それはそれでもちろん尊重されるべきものであることには間違いない。
しかし、概ね基本的な認識としては以下の通りではないかと思っている。
戦局的な観点からは日本への原爆投下はほとんど必要なかった・・・・勝敗はもはや時間の問題で明らかだった。
広島にリトルボーイが投下されたのが1945年8月6日。
長崎のファットマンは三日後の8月9日。
なぜ、三日の間に2つの違うタイプの原爆を投下したのか?
2つのタイプの原子爆弾の開発に膨大な投資をしており、その実践での人体実験の必要性があった。
アメリカによる二度の原爆投下はナチのユダヤ人大虐殺にも匹敵する。
終戦前後の歴史観においては、様々な異論や意見が出てくるが、それは当事者にとってみるとある意味で当然のことで、しかしそのことが逆に変な感情論的な対立の議論になって本質をぼやかしている。
そういった議論である。
例えば、実際の原爆被爆者は実際にはかなり限定的で、認定されている被爆者のほとんどは、国からの補助金目的である。
とか、原爆投下当時、日本はすでに原爆の開発を完了しており、報復投下をすることももしかすると可能だったが、天皇陛下がそれを許さなかった・・・とか。
厄介なのは、謝罪をめぐる意見の対立で、実際にアメリカは今日に至るまで原爆投下が過ちであったとする 見解を公にしたことはない。(補償の問題が出てくるし、歴史観的に正当性はいくらでも言える。)
オバマ大統領も選挙戦において、ヒロシマ、ナガサキへの原爆投下は正当な戦闘行為であったと明言しているのだが、プラハ演説を経ての今回の長崎不参加はむなしく響く。
2010年7月26日月曜日
週末のサーフィンでクラゲにやられた!
このシーズンは基本的に波があまりないですが、寒くはないので休憩しながらな ら何ラウンドでも出来るところが良いです。
台風が来れば、その前後の波はいいけど、今年は台風も来ないし、おかしな天候 です。
冬場だと、一度入ると濡れたウェットスーツをもう一度着て2ラウンド目に挑戦!
という気にはなかなかならないし、その1ラウンドさえ、2時間が限界。
寒風の浜辺で、濡れたからだで脱ぎにくいうウェット脱ぐのはある種の修行です。
今回はのんびりと楽しく遊ばせて頂きました。
しかし、クラゲにやられた!
どうやら、クラゲの毒に弱い体質らしく、子供の時から結構腫れ上がります。
・・・ということで、オフィスの下の階の皮膚科に行ったんですが、 「あんた、毎年この時期になったら”クラゲにやたれた!”ゆうてくるな?」と 嫌味を言われました。
実はこの写真の一番下のやつが一番痛くて痒いです。触手の後が筋になって青あざの刺青のようになってるんですよね。
2010年7月8日木曜日
おそるべし!レジのおねえちゃん。
普通の綿棒と違って、耳ねん棒には粘着物が塗布されているので、耳掃除がきれいにできるのだ。
60本入り1箱をレジに持って行くとその値段が398円だった。財布からお金を出そうとすると、コインは100円玉が3枚と十円玉が4枚と1円玉が5枚しかなかった。ここから良く考えてほしい。
何の迷いもなく、とりあえず1000円札を出して、そのあとで10円玉4枚と1円玉3枚を出した。財布の中のコインは100円玉が3枚と2枚の1円玉だけになった。
するとレジのおねえちゃんがすかさず「あと10円ありませんか?」と聞いてきた。一瞬、頭の中がパニクった。あと10円?・・・・。うまく計算できない!
なので、「すみません。もう2円しかないんです。」と僕。
すると「じゃあ40円返しておきますね。」とおねえちゃん。
・・・・ん?。もう完全にパニックった。
もう訳分からんけど、多分とりあえず自信に満ちたおねえちゃんの顔を見るときっと僕の出し方がまずかったのだろうということが推測できる。
ちょっと悔しかったので「あっ、そうですか。そんなに変わらないような気がするけど・・。」と口をついて出てしまった。
「はい。お釣り605円です。」お釣りを差し出すその一瞬、おねえちゃんの瞳がキラッを光ったのを僕は見逃さなかった。
お店を出た後でゆっくりと頭の中で計算してみた。
あのまま1043円を渡していたら、お釣りは645円なのだ。結局、僕の財布に残るお金は当然のことながら同じなのだが、40円が出て行って、そのまま40円が返ってくることになるのだ。
つまり、意味もなく40円が僕の財布から出て行き、レジの中に入り、レジの中から別の40円が返ってくることになっていた。
更に、僕がもう10円多く1053円渡していたら、お釣りは655円となり、なんともスッキリしたコイン4枚だったのだ。
そんな計算を瞬時に計算するなんて。
おねえちゃんスゴ過ぎる!・・・違う?
社員旅行 Viva沖縄
日本人が守るべき自然はたくさんあることをあらためて感じさせてくれる。
一旦破壊すると取り返しがつかないものは、理由は何であれ守らないといけないはずだという気になる。
2010年6月17日木曜日
とりあえず「ウォーキング」
阪急京都線の「十三」から「南方」までの1駅。
淀川の堤防に上がって、堤防沿いを約3キロ、早足で30分。
しんどい時は止めるし、雨の時も歩かない。
朝の堤防はいろんな人が散歩している。
川べりのテント生活者のおっちゃん達の朝げの煙も見える。
テント生活なのでホームレスとは呼ばないでおこう。
ちょっとした野菜なども育てている気配がある。
まさか、釣りをして魚を取ったりはしていないだろう。
夜は夜で、川面に大阪のささやかな摩天楼が反射して、それなりの雰囲気がある。
正面に見えるのが梅田周辺なので一番の高層ビル群のはずだが、やっぱり大阪は
ちっこいね。
この写真、堤防の同じ場所からの昨日の「朝」と「夜」です。
朝はちょっと曇っててかすんでますが、天気のいい日はさわやかです。
そんなこんなでウォーキング続けてますが、夏場が近付くと汗びっしょりになり
ます。
これも「メタボ対策」と考えて気負わずに続けます。
2010年6月14日月曜日
「はやぶさ」帰還、宇宙探査に新領域 より遠い天体へ道開く
これはホントに感動的なニュースだった。
【以下、ちょっと抜粋】
ついに地球に帰還した探査機「はやぶさ」。
小惑星からの試料採取に成功したかどうかはカプセルを開けるまで分からないが、世界で初めて小惑星への往復飛行を成し遂げたことで、日本の宇宙技術のレベルの高さを世界に示した。
「はやぶさ」は、2003年5月に地球を出発。05年11月に地球から3億キロメートル離れた小惑星「イトカワ」に着陸し、砂などの採取を試みた。
小惑星に軟着陸したのは史上初だった。
しかし、軟着陸後に燃料漏れで制御不能になり、通信も完全に途絶した。
奇跡的に復旧し、07年に地球への帰路についたが帰還は年遅れとなり、劣化の激しい電池やエンジンでぎりぎりの運用が続いていた。
なかなか感動的なニュースだとは思いませんか?
相次ぐトラブルを乗り越えたドラマ性もあったと思うけど、科学プロジェクトとして、これまでにない盛り上がりも見せていて、インターネット上で「はやぶさ」を支援するブログや掲示板もかなりたちあがっているらしいです。
それから、7年間の旅路を描いた映画も各地の科学館で上映されているそうなので一度見たいものです。
このプロジェクトの責任者がテレビのインタビューに答えていた話で面白いコメントがありました。
「事業仕訳で省くことだけに集中するのではなく、良い物(プロジェクト)を見出すための仕分けもして欲しい。」・・・的な内容でした。
「はやぶさ」とは別に、燃料なしで太陽の光の圧力を受けて飛行する宇宙ヨット「イカロス」も帆を広げることに成功していて、現在、地球から約800万キロ離れた宇宙を金星に向かって飛行しています。
多くの人々の想像すらできないところで膨大な金融搾取がおこっているウォール街の金融工学や、表面的には正当に装っている武器製造貿易経済などではなく、こういった純粋な科学技術を武器に人類の未来を切り拓くプロジェクトには溜飲が下がります。
2010年6月4日金曜日
鳩山しゅしょ~。辞めた。
2010年5月28日金曜日
iPad上陸!
東京都中央区のアップル直営店「アップルストア銀座」には1200人の行列ができ、発売と同時に歓声がわきあがり、拍手が鳴り響いた。
店では店員が拍手とハイタッチで客を迎え、発売を祝った。
米国では4月3日の発売から1カ月弱で100万台を販売した。
当面は「iPadフィーバー」が続きそうだ。
・・・何だか異常じゃない?
アップル製品は確かにかっこいい。
何を隠そう、この私もMacだった。初代MacPlusも買った。
この当時、ExcelはMacでしか動かなかったし、NECのPC98などの他のPCではLotus123といったダサい表計算ソフトしかなかった。
しかも、この当時のExcelはなんと1.4MBのフロッピー1枚に収まっていた!
基本機能はフロッピー1枚分ということなんだろうと思う。
その後、Apple2も買ったし、ブラックバードと呼ばれた黒いノートも買った。
医者や弁護士や、デザイナーやミュージシャンといった、とんがった人たちの支持が絶大だった。
しかし、あまのじゃくな僕としてはiPhoneで違和感が爆発した。
それこそ猫も杓子もアップル大好き&おしゃれ!と来た。
確かに機能やコンセプトは抜群だ。デザインも抜け出している。持ってみたいと思った。そして持っている。
・・・しかし、こんなに大衆受けすると嫌になる。
これって、あのとんがっていた「俺たちのApple・・・・と言えるのか?」
中国では、iPadそっくりのコピー商品が1万円以下で売られているらしい。
ここまでくるとアンチテーゼでキッチュな模倣品をおしゃれに使いこなす方がクールだと思えてくる。
2010年5月20日木曜日
親鸞 (上)(単行本) 五木 寛之 (著)
・・・・というなかなか期待させる宣伝コピーだったのですが、はっきり言って五木寛之にしてはかなりの駄作でした。
何だか、とっても複雑な心境です。
2010年5月10日月曜日
ちゃりんこ日本一周!~ サーフィンの旅 ~
このおにいさん、確か26歳くらいだったと覚えていますが、もともとは湘南出身のサーファーだったような・・・その後、沖縄でサーフィンインストラクター(&ローカルのポイント案内)をされていました。
その時も、来年の春から「日本一周チャリンコひとり旅」に旅立つから、その時はメールするね と言っおられましたが、まさか本当に実行するとは!
人なつっこい彼の笑顔が今でも目に浮かびます。
今は、沖縄を出発して種子島、徳之島を経由してやっと宮崎に辿り着いたあたり。
日本の若者もみんながこのくらいたくましいと心強いです。
ぶれない価値軸を持ち合わせた心優しき勇者ですね。
http://www.seanasurf.com/?men=18&pag=1
2010年5月6日木曜日
灘五郷のだんじり祭り
御影地区は、灘五郷と呼ばれる昔ながらの酒蔵を持つ町が集まっています。
やっぱり素朴な祭りには琴線に響く何かがありますが、この頃は外人さんの姿も結構見かけます。
記念すべき77,777キロメートル
ちなみに、このフロントパネルを良く見てもらうとスピードメーターの一部が映っています。
日本経済の真実―ある日、この国は破産します
読売テレビのニュースキャスターの辛坊さんの本です。
この本の中身は「GDP」の仕組みとか、国債発行のしくみとか、経済学部出身の自分としては、基本的なことを簡単に要約したような内容だったので、「それで、結局、何をどうしようと言いたいの?」という退屈な内容でした。
ある程度の専門家には、「何をいまさら初歩的な解説なんて!」とか「それは違う!こうだろう!」的な内容だし、
結論的には、「ほんとに面白くない」本でした。
2010年4月19日月曜日
久々のサーフィン
これはこの時の波ですが、記録的な4月の寒波でかなりのしけ状態でした。これだと泳いで出る方がはるかに簡単で楽なはずです。サーフボードと共に沖に出ることは、敢えて例えると「溺れて動けなくなった人を抱えて泳いで沖に出る」と同じくらい厳しい体力が必要です。
↓この日の私のマイボード
2010年4月13日火曜日
いとしのチャチャ 逝く
最初から最後まで私(私だけではなく、エネルギーのある男性だれでも)にはまったく近寄ろうとしなかったけど、いざ死んでしまうと家族の癒し役だっただけに感謝の気持ちが湧いてきています。
ありがとうチャチャちゃん・・・そして恐るべし ペット産業。
2010年4月6日火曜日
さくら日本! 満開。
近所の神社も、どこもかしこも満開の桜です。
iPhoneで私が週末に撮った近所の桜の写真。
・御影「酒心館」の庭の夜のしだれ桜
・隣の弓弦葉神社の境内
ひさかたの
光のどけき春の日に
しづ心なく
花ぞ散るらむ
(紀友則)
日の光がやわらかにふりそそぐ今日――
風もなく穏やかなこの春の日にあって、
落ち着いた心なしに、どうして桜の花が散ってゆくのだろう。
・・・おお、なんという日本人的心情描写。
桜が日本人の心の琴線に触れる原風景としてこんな話もあります。
明治時代に新渡戸稲造が著した『武士道』では「武士道とは日本の象徴たる桜の花のようなもの」と冒頭に記しているらしい。
警察官および自衛官の階級章も、他国なら星形を使うべき所を桜花で表しているし、これらの職種は国民の生命と財産を守るために命を投げ打つと宣誓しているためだとのことです。
2010年3月21日日曜日
お彼岸のお墓参り
2010年3月12日金曜日
世界は分けてもわからない (講談社現代新書) (新書)
60万部のベストセラー『生物と無生物のあいだ』続編が登場!
生命は、ミクロな「部品」の集合体なのか? 私たちが無意識に陥る思考の罠に切り込み、
新たな科学の見方を示す。 美しい文章で、いま読書界がもっとも注目する福岡ハカセ、待望の新刊。
微鏡をのぞいても生命の本質は見えてこない!?科学者たちはなぜ見誤るのか?
世界最小の島・ランゲルハンス島から、ヴェネツィアの水路、そして、ニューヨーク州イサカへ―「治すすべのない病」をたどる。
個人的に、昨年のマイベストだった『生物と無生物のあいだ』の続編。
かなり期待して読んだ。前作ほどではないにしても、かなり納得の内容でした。
特に、以前から気になっていたキーワードの『Powers of Ten』が紹介されています。
『Powers of Ten』というのは、簡単に言うと、5分ほどの私作の映画のことで、
ニューヨーク、セントラルパークに寝転んで日光浴をしている白人ファミリーを起点にして、
そのお父さんの姿を見る視点が、だんだんと遠ざかり、ニューヨーク⇒北米⇒アメリカ⇒地球⇒太陽系⇒銀河系⇒ と遠ざかる。
今後は逆に、同じ縮尺率で、肌⇒毛穴⇒細胞⇒DNA⇒分子⇒原子⇒量子⇒ とミクロの世界に突入する。
このことを、「外はあまりに広く、内はあまりに深い。」という、哲学者・思想家の鈴木大拙の言葉で言い表す。
http://www.youtube.com/watch?v=wTwvkGjsNEY
政治的な問題点などの現実問題を考えることと、ある意味で対極にあるのかもしれない。
世界を知る力 (PHP新書) (新書)
冷戦が終結して20年が過ぎ、長く続いた戦後体制は名実ともに変わろうとしている。
日本と世界は今どこへ向かっているのか?
長く世界潮流を観測してきた著者が、“時空を超える視座”“相関という知”を踏まえて、
“分散型ネットワーク時代”の新たな展望と日本の針路、
いま最も必要とされる「全体知」のあり方を提示する。
米中二極体制をどう考えるか? 極東ロシア、シンガポールの地政学的な意味とは?
グリーン・ニューディールはIT革命を超えるか?
自民党はなぜ大敗したのか? 「友愛」なる概念は日本の未来を拓くのか?
第二章「相関という知――ネットワークのなかで考える」
第三章「世界潮流を映す日本の戦後――そして、今われわれが立つところ」
第四章「世界を知る力――知を志す覚悟」
2010年3月5日金曜日
恐竜の絶滅は小惑星の衝突だった!
それはともかく、ニュースの詳細としては、以下の通りです。
国際研究では、地質、古生物、地球物理など関係分野の研究者41人が、最新のデータや数値モデルを使って衝突の影響を再検討。
やっぱり物事が大きく変わる時は、それまでの想像を超える何かの偶発事象とか、何か避けられないものが原因になることが多いんだと思ったりしました。
2010年2月11日木曜日
トヨタ:大規模リコール問題 前原国交相、米大使と会談
私個人的には、それも大きな理由の1つであるはずだし、電気自動車系に大きくシフトしようとさせている米国の自動車政策のなかで、トヨタをバッシングすることによる意味合いも大きいと思う。
しかし、このリコール問題ですが、フロアーマットの問題にしても、ブレーキペダルの問題にしても、作っているのは米国の部品メーカーなんですけどねえ・・・。
それに同じような問題があってもフォードは自主回収で終わっているし、アウェーでサッカーの試合をするようなもんですね。
そういう中で本日のニュース -------------
トヨタ自動車の一連のリコール問題をめぐり、前原誠司国土交通相は10日、ルース駐日米大使を国交省に招き、会談した。
この問題で日米の友好関係や自由貿易が損なわれてはならないとの認識で一致した。終了後、ルース大使は記者団に「日米の2国間関係の力強さを損なうものではない」と述べた。
米国ではトヨタの対応を批判する声が高まっている。
前原国交相は、批判が過熱することで、日米間の関係に影響が出ることを懸念して、冷静な対応を求めるために会談を呼びかけたとみられる。
なんと弱腰な。
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
職業はプログラマ。この職業、マジでやばすぎる。
入社日での出来事。パソコンを渡される→指示された通り、色々なものをインストール→設計書を渡される。
「これでおっけーと。んじゃ作れ」「え?」「いや作れって」「あ、え?は、はい」「みんな忙しいから、出来る限り自分で解決しろよ」そう言って去っていくチームリーダー。
このまま悩んでてもしょうがない。とりあえず設計書を見てみるか。フレームワークがどうのこうの、うんたらかんたら・・・。テストはどうのこうの・・・。
ワケわからんぞ
10年前後NEETで最終学歴が中卒の俺が、母ちゃん死亡で働く決心がつく。
職業はプログラマ。世にも恐ろしい残業地獄職だ。一応言っておくと、上流SEや、会社によって違うらしい。前スレの意見を統合すると、俺の会社が異常すぎるとの事。
プログラマを目指そうと思う人は、こいつの会社やばいって程度で見てくれるとありがたい俺の入った会社は超絶ブラック。主に人間関係がヤバイ。
そして入社日の時点でデスマが始動。そんな中、俺はここで諦めたら母ちゃんに申し訳が立たんと必死に頑張る。
デスマって何?
デスマーチの略で、通常の勤務時間では到底終わらないような仕事のこと。
つまり、残業が大量発生することになり、社員は地獄を見ることになる。うちは残業代が出ない。
俺は不意に涙が出たりと、色々とやばいことになっていた。
会社に行きたくない。平日の朝が来るたび、強烈な吐き気と眩暈に襲われる。
そしてついに俺は(会社・・・辞めよう・・・)俺は社長室に向かった。
俺はよく頑張ったさ。誰だって褒めてくれる。もう社会に出て行くのは俺には無理だ。
この会社をやめて、NEETに戻ろう。
そう思いつつ、社長室をノックする。
2010年2月9日火曜日
伊丹空港フル活用案に「絶対許さん」と橋下知事
その主張の中身はとりあえずおいておいて、この問題、どうやら普天間基地移転問題と同じような構図に見えて仕方ありません。
私が覚えていう限りですが、そもそも伊丹空港とは別に関西国際空港を作ろうというきっかけとなった時代背景あたりから整理します。
1970年代くらいから、伊丹空港の発着が急増して、騒音がうるさいとか、国際線の夜間制限などが問題となって、新しい空港を作ろうという動きになったと思います。
住民運動も結構盛り上がってきて、この時点で、伊丹近隣の住民は多くの補償金を受け取り続けていたと思います。
その後いろいろな紆余曲折を経て、伊丹空港の廃止を前提に関西国際空の建設が決まり、開港まで数年を控えた段階で、住民の同意や国の意向を受けて、突然伊丹空港の存続が決まりました。
その後、あろうことか神戸空港までが作られたり、一体どうなっているんだろうか?
結局ある程度の時代背景や民意はあるものの、最終的には補償金やら利権やら公共事業を請負う業者であったり、殆ど全ての行動原理はお金というキーワードで回っているんですよね。
そしてその構図は普天間基地移転問題にしても基本原理は同じでしょう。
何がどうだから、こうすべきとか、ああすべきとか、そういうことは個人個人のおかれた状況や、育ってきた環境や、受けた教育や、本来持っている考え方によって大きく変わるので、「私はこう思う!」という領域から出て、普遍的なものは見出せないものですが、多かれ少なかれ、この種の問題の根本原理はお金の問題です。
ダムにしても高速道路建設にしても、そういったお金にまつわる利害関係者の圧力がなければ、言っていることの殆ど全ては「自然運動礼賛者」の言う主張通りでしょう。
日本から米軍基地を段階的に全てなくしていく替わりに、段階的に核武装をしていきましょう!位の議論が出来る土壌が日本には必要なのかも。
2010年2月2日火曜日
ハイチに折り鶴
小さな偽善で大きなお世話(&迷惑)を承知で鶴を折る人、批判に熱心で自らは何も行動しない人、どちらもかなり典型的な日本人のような気がしてきたニュースでした。
2010年1月23日土曜日
今ひとつピンと来ないハイチ孤児の養子報道
テレビのニュースなんかでは、子供たちがハイチを出て欧米の空港に到着・対面するシーンがかなり流されていたけど、明日の生活がどうなるかもわからない孤児たちが先進国に引き取られるのは幸せ、と主張しているそうです。
そんな中でちょっと変なニュースもありました。
「約束が違うじゃないか。あと1時間だけ待つ。それまでに誰でもいいから子供たちを連れてこい」と喚く男性の姿を写していました。
その男性は、養子縁組の斡旋のためにコロラド州からプライベート・ジェット機で現地入りしたものの孤児院と交渉した結果、子供5人を引き取ることで話がまとまったのにもかかわらず、空港で待機していたところ、子供たちは決心が鈍ったのか、時間になっても現れなかったそうです。
空港は緊急援助の飛行機で大混雑しており、男性のプライベート・ジェット機は退去を命じられ、焦った男性は「この際、米国に行きたいという子供ならだれでもいいから連れてこい」と、乱暴さはエスカレートする一方だったという報道です。
個人的にはハイチの難民孤児をこの際養子に引き取るというのはまだ許容範囲なんですが、
いわゆる欧米富裕層の養子に対しての考え方が、仏教徒の日本人の感覚とかなり違うという気がしてならない。
白人富裕層は黒人の子供を養子にしたがり、黒人は白人を養子にしたがる。これは一体何だろう?
例えば、貧しい子供達のホストファミリーとなって、大学を卒業するまで面倒をみましょう!というのなら話は分る。
しかし、「なんて可愛そうな子供たちでしょう。今日から私達が父親・母親ですよ!」って・・・そういうものなんでしょうか?
そもそも、邪悪な搾取ビジネスモデルで大儲けした莫大な富を背景に、「神様、私の罪をお許し下さい、そのかわり献金や何々で罪滅ぼしさせて頂きます。」的な、いわゆる「ノブレス・オブリージュ」的な自己中心の考え方そのものが許しがたい。
・・・と、何ともおかしな感覚に陥ったニュース報道でした。
2010年1月18日月曜日
「The 4th kind」フォース・カインド
おもしろいかどうかは、あなた次第! というサブタイトル。
あらすじ:
アラスカ州北部の町ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になってきた。2000年10月、アラスカ州ノーム在住の心理学者アゲイル・タイラー博士のもとに、不眠症を訴える住民が次々に訪れる。不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとした。そしてそこでカメラが捕えたのは、これまで誰も目にしたことのない映像だった…。(ワーナーより)
結論から言うと、あいた口がふさがらない映画を久々に観た!です。
宇宙人がいるかどうかを信じる信じない?なのか、こういう事件が実際に起こったということを信じる信じない?なのか、主人公(?)である精神科医(カウンセラー)が実の娘を殺したのではないことを信じるのか信じない?なのか、もうどうでもいい位にこの映画の稚拙さに参った。ちなみに、高1の娘は横で恐怖に震え上がっていました。まだまだ本当の子供ですネ・・・私のように人間がスレてくると(良い言い方をすると、世の中の経験を重ねてくると)、なかなかこの手のドキュメンタリーもどきに対しては変なバイアスがかかった見方しか出来ない。
更に、映画館の観客は、日曜日の18:00にもかかわらず4組8人でした。こちらも寒い状況ですね。
2010年1月16日土曜日
知らないと恥をかく世界の大問題 (角川新書) 池上彰(著)
リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機。
その後、日米ともに政権交代が実現し、金融危機後の新しい世界の在り方が模索されている。
そこで、日本はもちろん、世界におけるさまざまな問題点をとりあげ、その中身を理解し、来るべき新しい時代の世界の潮流を読み解く。
わかりやすいニュース解説で定評のある、頼れる“お父さん”池上彰さんがズバリ答える。
知らないと恥をかく世界のニュースが2時間でわかるおトクな一冊。
・・・ということで、ペロリと2時間で読める一冊です。
世界と日本で今何が起こっているかを約20くらいのテーマに絞って簡単に解説していますが、確かにわかりやすいけど、こんなに簡単に&表面だけをサラッと流すように解説して良いのかが疑問。もう少し、違う視点の意見や論点を加えて、結論を読み手の判断にゆだねる比重を増やしておいても良いように感じた。
いくつものテーマを薄い新書にまとめるので、必然的に内容が薄くなるのは理解できるけど、ここまで薄いと反対に問題ありと見ました。
浅く広く雑学的に時事問題を知っておきたい人向けに限定というなら許す。
2010年1月15日金曜日
やるな Google! 検閲に「抵抗」、中国衝撃…グーグル撤退検討
2010年1月8日金曜日
反捕鯨NGO シー・シェパード/アディ・ギル号の激突
特に先日、シーシェパードの暴力的な示威活動による問題で、日本の捕鯨船との衝突事故は世界的にもセンセーショナルに報道されています。この機会に、ちょっと構図をまとめてみました。
基本的には以下のような構図で理解されているのが一般的です(ウィキペディア要約)。
国際捕鯨委員会(加盟国82カ国)の内、捕鯨推進国は34カ国、現在では主に食糧として捕鯨をしている国々には、ロシア、日本、ノルウェー、アイスランド、フェロー諸島など。
また、捕鯨国でありながらアメリカ合衆国は捕鯨に反対している。一方で捕鯨国のカナダは、国際捕鯨委員会を脱退している。
捕鯨反対国は、食用のための捕鯨が廃れて灯火燃料や機械油用の鯨油目的の捕鯨に移行していた元捕鯨国、一切の捕鯨の経験を有さないEU加盟諸国、ラテンアメリカ諸国、オーストラリア及びニュージーランド、インド等が中心となっており、これに与するNGOも多い。
しかし、現実の構図はこの一般的理解よりもはるかに複雑であり、問題を単純化、一般化するのは必ずしも容易ではない。
何故ならノルウェー、日本のような近代の捕鯨大国は、常に鯨肉と併せて鯨油も重要な生産物としてきたし、日本といえども大戦前のある時期には鯨油だけを目的として南極で大規模な捕鯨活動を展開していた。
反捕鯨の意見を表明する個人や団体にも、捕鯨全体を否定する立場のものだけでなく、少数民族、原住民の伝統捕鯨は可とするもの、大資本の企業による遠洋の商業主義的な捕鯨には反対だが小規模資本の沿岸捕鯨なら可とするもの、生態系の保護を議論の中心に掲げるものから動物愛護運動として活動するものなど、相互に異質なさまざまな立ち位置が存在する。
また、この問題は一時期、欧米諸国の自然保護団体を始め、彼らに同調した自動車産業団体や、農産物生産者等によって利用され、日本人に対しての人種偏見や反日運動ジャパンバッシングなどの一つとして、過激な運動やパフォーマンスも行われた。
日本においては、捕鯨に賛成する人が多数であるが、捕鯨自体に積極的に賛成というよりは、捕鯨を批判・否定するという価値観の押し付けに対する反発という側面が強く(反・反捕鯨)、そのような干渉によりナショナリズムが喚起され、より強固に捕鯨にこだわるという結果になっている。
捕鯨推進派である日本国内にも、捕鯨反対派NGOが存在することや、捕鯨問題を扱う国際捕鯨委員会に捕鯨をしたことのない国家が参加していること、マスコミで広く報道されている構図と関わっている専門家の捉えている構図に少なからぬズレが見られることなども、問題の複雑さを物語っている。
・・・で、個人的な結論は簡単には言えないにしても、あくまでも個人的な要約としては以下の感じです。
捕鯨が全く必要ない国や、捕鯨を理解できない国々の反発は理解できる。
しかし、捕鯨が何らかの産業となっている国としては、そう単純に反対されても困ると言うのも理解できる。
捕鯨反対意見には「鯨知的斉物論」など、賛成意見には「鯨食害論」「鯨文化論」など、双方に様々な言い分があり、結局どちろも決定打を欠いている感じはするが、
少なくとも今の日本の中で、そこまで言われて鯨を捕る理由があるのかなとも思うし、価値観の押し付けに反発したい気持ちも多いにある。
2010年1月6日水曜日
1Q84 村上春樹(著)新潮社
デビューの瞬間からのファンとしては、「ノルウィの森」でのミリオンセラー以降は、書店で購入する時も恥ずかしくて顔を赤らめてしまいます。「1Q84」は、娘に買わせた後、家庭内で回し読みし、4人目の最後の読者となりました。
感想は、書きませんが、さすがに彼の世界観や感性は、この歳までひっぱると気鋭の新人作家に軽くオーバードライブされてしまいそうなな印象です。
大衆小説的にはそれでOKですが、文学作品となると違う世界観に展開できないとノーベル賞は遠のいていくかもしれないですね。
それでも賛否両論が議論されているようで、「村上春樹『1Q84』をどう読むか? 河出書房新社」や「『1Q84』を読み解く データハウス村上春樹研究会(著)」などが既に出版されています。
ちなみに、この本の中で私の手紙に返信してくれました。(プチ自慢)
『海辺のカフカ』の読者から著者のもとへ、ネット上で多数の質問、感想が寄せられた。13歳、15歳の少年少女から70歳の読者まで。日本の各地から、韓国、イタリア、カナダまで。トライアスリート、郵便局員からスチュワーデス、中日ファン、ヤクルトファンまで――。小説論から進路相談、そしてプロポーズの指南まで、さまざまな読者のさまざまな意見、疑問へ村上春樹が答えた怒涛のメール1200通!
2010年1月5日火曜日
日経ビジネスインタビュー ヤフー井上社長「グーグルがすごいとは思わない。」
井上雅博ヤフー社長が漏らした本音
日経ビジネスのインタビューで興味深いものがありました。
記者の質問:
ヤフーはユーザーに「驚き」を与えられているのでしょうか。例えばグーグルの「ストリートビュー」や「ブックサーチ」では、ユーザーが「すごい」と思ったからこそ、反発も強まったのではないでしょうか。
グーグルと比べて、最近ヤフーは「すごい」サービスを生んでいないように思えます。
ヤフーの井上社長:
僕はすごいとは思わなかったけどね。法律がなければできることはたくさんある。
ルールの中でできることをやろう、と考えると限定される。やっちゃいけないことは、やっちゃいけないんだよ。
グーグルですごいと言われているのは、いずれもグレーゾーンのものではないか。
検索連動広告は米ヤフーの真似だし、ストリートビューはすごいけど一種の「のぞき」。
ブックサーチは著作権無視のコピーだ。YouTubeだって、違法の動画がトラフィックの多くを占めている。
すごいのはすごいけど、そういうことを企業としてやってしまってもいいのか。ヤフーなら絶対に、手前で法務からストップがかかる。
このインタビューに対しての反応は様々だと思う。
例えば、
負け惜しみ&ひがみにしか聞こえない。
世の中やったもの勝ち。
グレーでも押し切れるだけスゴイ。
しかし、かなり一般的な反応としては次のような感じじゃないかなあ?
盗品や偽者市場と化しているヤフオクを是正しようともしないお前が言うなという感じだが、 言ってる事には大いに賛同する。
やったもの勝ちでモラルを崩壊させたGoogleの罪は重い。
確かに最近のGoogleは、創業当時のスピリットと違う方向にどんどん流されているように思えるのは僕だけだろうか?