うちの会社(メディア情報開発)の社長ってどう人で、いったい何を考えてるの・・・・・? 「会社の業務としての情報共有とは別の次元で、普段考えてることとか思っている事を知ってもらうことも大切ですよ!」という声に押されて、ボチボチ始めさせてもらいます。 ただ、哲学者でもなければ評論家でもないので、読んでいる本とか雑誌、買ったCDなど、そういった普段身の回りにあるごくごくありふれたものを通しての感想から、個人的な価値観を知ってもらえればと思います。
2011年4月26日火曜日
何が「わらしべ長者」じゃっ!
先週の土曜日の朝、情けなくなるテレビ番組をやっていた。
以前、アメリカで、赤いクリップから始めて、色々な人と色々なモノをどんどん交換していって、最後には一軒家を手に入れた人がいたらしく、そのネタを変形させて、日本人のアイドル予備軍のような若い女の子のレポーターがイタリアで、「赤いクリップ」から始めて、色々なものに交換して行くという企画だった。
いわば、わらしべ長者/イタリア編っていう感じだ。
それだけなら特に何ともない企画だが、唖然としたのは、交換していく際にそのレポーターの口から必ずあるイントロ言葉が発せられるのだ。
その内容は以下のような感じだった。
「日本で大地震があったのをご存知ですか?その人たちを支援する為に他のものと交換して下さい!」的なものだった。
これは支援じゃないだろう?! 私はあまりの恥ずかしさにテレビのスイッチを切ってしまったので、最後が何と交換になったのかは知らない。
しかし、こういう企画を止められる常識を持ち合わせた人は誰もいなかったのだろうか?
話は逸れるが、
近頃のテレビ番組はホントにお粗末過ぎる。
震災後の自粛はそろそろ喪が明けても良いと思うが、バカ笑い的なお笑い番組が多過ぎないだろうか?
もっと言えば、若者に迎合した「ドンチャン的な大声番組」が多過ぎないだろうか?
こんな状況にあっても、平和ボケして知性(学力のことではない)の足らない国民であることを恥じるべきだ!