うちの会社(メディア情報開発)の社長ってどう人で、いったい何を考えてるの・・・・・? 「会社の業務としての情報共有とは別の次元で、普段考えてることとか思っている事を知ってもらうことも大切ですよ!」という声に押されて、ボチボチ始めさせてもらいます。 ただ、哲学者でもなければ評論家でもないので、読んでいる本とか雑誌、買ったCDなど、そういった普段身の回りにあるごくごくありふれたものを通しての感想から、個人的な価値観を知ってもらえればと思います。
2011年6月8日水曜日
自然はスゴイなっ。
昨日、太陽の黒点群で大きなフレアが発生。
これに伴って、大量の太陽ガスが放出されているので、地球にも届くそうです。
太陽から放たれる磁気の影響は、実はかなり強力で、過去(地球規模の時間軸で)にも何回か大きな磁気嵐が発生していて、現代の文明社会が大きなクラスの磁気嵐に見舞われると、特にIT関連のインフラに甚大な影響があるにもかかわらず、意外に対策について語られることが少ないそうです。
また、これとは関係ないですが、南米チリでも大規模な火山爆発が起こっていて、この画像は迫力満点です。
さて福島原発事故。
これは想定外の人災だったのだろうか?
個人的には、想定内の人災だったのだと思う。
今回ほどの大きさの津波を想定しなかったからこそ、建設コストや運用コストが少なくてすんでいた訳で、もしより大きな津波を想定していたとしたら、より膨大な税金をそこに投入していたことになっていたはずだ。
つまり、想定範囲内のトレードオフだったのだ。
そもそも、想定できる限りの対策を打てるはずもないし、想定以上のことが起こる可能性があるのも当然ではないのだろうか?
例えば、文明社会が経験していない太陽磁気嵐で大規模な機械の誤動作が起こることは想定できるし、もっと言えば、小さな隕石が原発を直撃することだって可能性としてはあるはずだ。
結局は、想定外のことが起こった時に、原発のようにあまりにも甚大な被害(今の文明でコントロールできないような被害)をもたらす可能性があるものには手を出してはいけないのだと思う。