2010年5月28日金曜日

iPad上陸!

ついに28日に日本でも発売された「iPad」。
東京都中央区のアップル直営店「アップルストア銀座」には1200人の行列ができ、発売と同時に歓声がわきあがり、拍手が鳴り響いた。
店では店員が拍手とハイタッチで客を迎え、発売を祝った。
米国では4月3日の発売から1カ月弱で100万台を販売した。
当面は「iPadフィーバー」が続きそうだ。

・・・何だか異常じゃない?

アップル製品は確かにかっこいい。
何を隠そう、この私もMacだった。初代MacPlusも買った。
この当時、ExcelはMacでしか動かなかったし、NECのPC98などの他のPCではLotus123といったダサい表計算ソフトしかなかった。
しかも、この当時のExcelはなんと1.4MBのフロッピー1枚に収まっていた!
基本機能はフロッピー1枚分ということなんだろうと思う。
その後、Apple2も買ったし、ブラックバードと呼ばれた黒いノートも買った。
医者や弁護士や、デザイナーやミュージシャンといった、とんがった人たちの支持が絶大だった。


しかし、あまのじゃくな僕としてはiPhoneで違和感が爆発した。
それこそ猫も杓子もアップル大好き&おしゃれ!と来た。
確かに機能やコンセプトは抜群だ。デザインも抜け出している。持ってみたいと思った。そして持っている。
・・・しかし、こんなに大衆受けすると嫌になる。
これって、あのとんがっていた「俺たちのApple・・・・と言えるのか?」
中国では、iPadそっくりのコピー商品が1万円以下で売られているらしい。
ここまでくるとアンチテーゼでキッチュな模倣品をおしゃれに使いこなす方がクールだと思えてくる。

2010年5月20日木曜日

親鸞 (上)(単行本) 五木 寛之 (著)

内容紹介(ブックレビュー)
新しき人間・親鸞を描く、渾身の長編小説!混迷と激動の時代を疾走した巨人。
その苦悩は、今の私たちと同じ悩みであり、その決断は現代の闇を貫く。
数々の国民文学を生み出した著者が描く渾身の長編小説! 【講談社創業100周年企画】
愚者か?悪人か?聖者か?地獄は一定と覚悟し、真実を求めて時代の闇を疾走する青春群像。

・・・・というなかなか期待させる宣伝コピーだったのですが、はっきり言って五木寛之にしてはかなりの駄作でした。
深みのないストーリー展開と、簡単に読めてしまう薄い内容とがあいまって、下巻も一緒に買っておかなくて良かった!と安堵しました。
もちろん(下巻)は買いません。
・・・と思っていたら、何と「昨年12月に講談社から刊行の五木寛之のベストセラー小説「親鸞」の上巻全文を、講談社が12日から期間限定でインターネット公開した。特設サイト「shin-ran.jp」でPCからのみ無料で閲覧できる。」

何だか、とっても複雑な心境です。
偶然とは言え、それはないでしょ。

2010年5月10日月曜日

ちゃりんこ日本一周!~ サーフィンの旅 ~

去年の11月に娘と2人で沖縄にサーフィン旅行したときにポイント案内をしてくれた兄ちゃんがドエライことを始めました。

このおにいさん、確か26歳くらいだったと覚えていますが、もともとは湘南出身のサーファーだったような・・・その後、沖縄でサーフィンインストラクター(&ローカルのポイント案内)をされていました。

その時も、来年の春から「日本一周チャリンコひとり旅」に旅立つから、その時はメールするね と言っおられましたが、まさか本当に実行するとは!

人なつっこい彼の笑顔が今でも目に浮かびます。
今は、沖縄を出発して種子島、徳之島を経由してやっと宮崎に辿り着いたあたり。
日本の若者もみんながこのくらいたくましいと心強いです。
ぶれない価値軸を持ち合わせた心優しき勇者ですね。

http://www.seanasurf.com/?men=18&pag=1

2010年5月6日木曜日

灘五郷のだんじり祭り

神戸の自宅の裏の「弓弦羽神社(ゆずるは)」のだんじり祭りでした。

東灘/御影地区の10位の町内がそれぞれにだんじりを出すのですが、自宅の「郡家町」のだんじりがこれです。
御影地区は、灘五郷と呼ばれる昔ながらの酒蔵を持つ町が集まっています。


「沢の鶴」「金盃」「富久娘」「月桂冠」「大黒正宗」「菊正宗」「白鶴」「櫻正宗」「白鹿」「日本盛」とかの名だたる酒造蔵が西宮にかけて広がっています。
やっぱり素朴な祭りには琴線に響く何かがありますが、この頃は外人さんの姿も結構見かけます。


去年のだんじりには外人さんが神輿?にのっているのも見かけましたが、今年は見ませんでしたねえ。

お盆の夏祭りも風情があって良いんですよね。

記念すべき77,777キロメートル

ゴールデンウィークに実家に車で帰省しました。

その道すがら、愛車の走行距離が記念すべき「77,777キロメートル」になった瞬間です。

これが記念すべき数字なのかどうかは別として、普通に考えると感慨深い数字であることは間違いないと思います。

なぜなら、車の所有者で、普段は週末に買い物程度しか車に乗らない人であれば、この距離に到達するためには20年くらいは平気でかかる距離かもしれません。
これだけ走っていれば中古に出しても二束三文の値段しかつかないでしょう。

ちなみに、このフロントパネルを良く見てもらうとスピードメーターの一部が映っています。
この車のスピードメータ上の最高速度は何と260キロです。
260キロが本当に出るのかどうかはもちろん知りませんし、この車で260キロを出すとタイヤがパンクするか、ハンドル操作のミスで致命的な横転をするか、そもそもスピード違反で一発で免許取り消しになるでしょうから当然試してみたいとも思いません。
ただ、スピードメータの半分(真中で真上)が130キロなので、高速道路で130キロで飛ばしても、もっとスピード出さんかい!と言われているような気になる車です。

日本経済の真実―ある日、この国は破産します

日本経済の真実―ある日、この国は破産します (単行本)
辛坊 治郎 (著), 辛坊 正記 (著)


読売テレビのニュースキャスターの辛坊さんの本です。

薄っぺらい本だったし、本屋の店頭に平積みされてたので、何気なく手に取って買ってみましたが、買って損した!という本でした。
この本の中身は「GDP」の仕組みとか、国債発行のしくみとか、経済学部出身の自分としては、基本的なことを簡単に要約したような内容だったので、「それで、結局、何をどうしようと言いたいの?」という退屈な内容でした。

ある程度の専門家には、「何をいまさら初歩的な解説なんて!」とか「それは違う!こうだろう!」的な内容だし、
私を含めて経済に精通していない人にとっては、「簡単に解説しているようで、結局言いたいのは経済原論?」的なものです。
結論的には、「ほんとに面白くない」本でした。
この人、もしかしたらホントに終わっているのかも・・・。