2010年4月19日月曜日

久々のサーフィン

週末、久しぶりにサーフィンに行ってきました。

最近は、じじいになった時のため、月に2回くらいウィンドサーフィンのレッスンに通っていたので、サーフィンに行くのは去年の10月の末からで、かなりのインターバルがあいていて結構不安でした。

サーフィンとウィンドサーフィンを比べてどっちが面白い?と聞かれると、特にウィンドサーフィンに関してはそのレベルに達していないので何とも言えませんが、間違いなく1つだけ言えるのは、初心者が楽しめるレベルになるには、サーフィンの方がはるかに壁が高いということだと思います。

その壁は、何かというと、いわゆる板の上に立つテイクオフの以前の段階で、ゲティングアウトと呼ばれる「沖に出る」という行為です。

沖に出なければテイクオフも出来ない訳で、波の小さい時は問題ないのですが、一旦波のサイズが上がると沖に出ること自体が大変なハードルになります。とにかく強靭な基礎体力が不可欠になります。

ハワイやバリ島など世界的に有名なポイントは、海の底がサンゴ礁なので、ある一定のポイントでしかブレイクしないため、遠回りをすれば沖に出るのは比較的簡単なのです。

これはこの時の波ですが、記録的な4月の寒波でかなりのしけ状態でした。これだと泳いで出る方がはるかに簡単で楽なはずです。サーフボードと共に沖に出ることは、敢えて例えると「溺れて動けなくなった人を抱えて泳いで沖に出る」と同じくらい厳しい体力が必要です。


・・・という訳で、この日、沖のビッグウェーブでサーフィンしているのはプロ級の腕前の若者のみでした。

インターバルもあいていた私にとって、ビーチの端のインサイドで直線ライディングするのが精いっぱいでした。もっと鍛えなければ!

↓この日の私のマイボード


2010年4月13日火曜日

いとしのチャチャ 逝く

8年間飼い続けた猫ちゃん(チャチャ)が死んでしまいました。
まだまだ若いと言えるオスのスコティッシュホールドだったのですが、去年の秋から喘息になってしまいました。

毎週のようにペット病院に通院するだけではなく、自宅に酸素吸入器を作って酸素ボンベを完備して、ネブライザーという吸引器と薬を購入して看病していました。

3月くらいにはかなり持ち直して快方に向かっていたのですが、ここのところの急激な寒暖の差がイケなかったようです。


最初から最後まで私(私だけではなく、エネルギーのある男性だれでも)にはまったく近寄ろうとしなかったけど、いざ死んでしまうと家族の癒し役だっただけに感謝の気持ちが湧いてきています。


私の父親が他界した時にはそれほどでもなかったのに、嫁と二人の娘は号泣していたので、なんだか複雑な心境ではあったけど、まあそんなことは口が裂けても口には出来ないです。

ただ、ペット病院を含む一大ペット産業のすそ野の広さは感じていましたが、
葬儀屋さんも人間同様に完全に商売として成立していることにも驚きです。
火葬設備と共に霊園にはライブカメラまで完備です。

ありがとうチャチャちゃん・・・そして恐るべし ペット産業。

2010年4月6日火曜日

さくら日本! 満開。




                                                             
近所の神社も、どこもかしこも満開の桜です。
iPhoneで私が週末に撮った近所の桜の写真。
・御影「酒心館」の庭の夜のしだれ桜
・隣の弓弦葉神社の境内





ひさかたの
光のどけき春の日に
しづ心なく
花ぞ散るらむ
(紀友則)

日の光がやわらかにふりそそぐ今日――
風もなく穏やかなこの春の日にあって、
落ち着いた心なしに、どうして桜の花が散ってゆくのだろう。

・・・おお、なんという日本人的心情描写。
桜が日本人の心の琴線に触れる原風景としてこんな話もあります。
明治時代に新渡戸稲造が著した『武士道』では「武士道とは日本の象徴たる桜の花のようなもの」と冒頭に記しているらしい。
警察官および自衛官の階級章も、他国なら星形を使うべき所を桜花で表しているし、これらの職種は国民の生命と財産を守るために命を投げ打つと宣誓しているためだとのことです。