2011年6月22日水曜日

7月22日(水)日経朝刊のコラム 政治の質を決めるものは何か?



論旨は以下の通り。
日本の政治はどこまで落ちていくのか?
この惨状は一体何に起因するのか?
結論は、民主主義の下で政治の質を決めるのは、われわれ国民の質である。

増税を掲げると選挙で惨敗するから、これは民意であり、増税は悪だという国民の思いであることになる。
しかし、どこの国でも事情が同じという訳ではなく、例えばドイツでは医療保障制度の増税を掲げて勝利したメルケル政権がある。
日本ではどうか?・・・・風邪をひいただけで救急車を呼ぶ若者。
モンスター・ペイシェントと化した老人。
つまり国民が緩んでいる!ということを主張している。

しかし、意識あるわれわれ国民が本当に必要とする情報を提供していないマスコミの情報操作こそ、根柢の問題のような気がする。
大衆迎合し、商業主義に走るマスコミをコントロールするのも国民のはずだが、AKBの選挙結果がどうだとかがトップニュースで流れるようでは、やはりお先は暗いとしか思えない。