2010年10月27日水曜日

「セクハラサイコロ」教師


児童に「セクハラサイコロ」59歳痴漢教師あきれた言い訳 -------
問題の教師は埼玉県入間市の小学校で3年生を担任している59歳。
教師が自ら作った2センチ四方のサイコロに、「キス」「ハグ」「鼻くそ」「ツバホッペ」「恋人指切り」などと記し、宿題を忘れたり騒いだりした児童に、罰としてサイコロの出た目の行為を教師が児童にやっていた。
教師は自分でセクハラサイコロと名付けていたという。

教師が最悪でアホなのは分かる。
しかし生徒は孫のような歳の小学3年生。それを大問題にする親の感性と、それを貴重なテレビ放送で取り上げるマスコミのレベルを疑う。
それより、次の事件を何とかするべきだろう。

群馬小6自殺事件、亡くなった明子ちゃんが首吊りに使ったのは母にプレゼントするために編んだマフラー

上村明子さんの告別式が26日営まれた。
クラスメートや教職員ら約120人が参列し、祭壇には、好きだったお菓子や果物、ジュースが供えられた。
代表の男子児童が「転校してきた時に鬼ごっこをしたこと、運動会、 修学旅行で一緒に過ごしたことをいつまでも忘れません」と弔辞を読み上げると、参列者からむせび泣く声が漏れた。
父の竜二さんは「学校では一人で寂しかったと思うが、今日はみんな来てくれたよ」と、明子さんに語りかけるようにあいさつした。
校長は「学校でつらい思いをさせてしまった。二度とこういうことを起こさないように明子さんに誓います」と弔辞を述べた。
出棺直前、竜二さんは学校関係者に「(明子さんを)返してください」と怒りの声を上げていた。


この事件、経緯と内容を聞けば聞くほど泣ける。
一般的に、いじめられる方にも、その親にも大きな問題があることが多いのはかなり深く理解できる。
しかし、これからという年齢の子供が一人で悩みながら死んでいったのである。
校長は会見で「いじめとの認識はなかった」と話している。
遺族の前で子供をぼこぼこにして、葬式の間は全員でひたすら土下座しろという精神論は言わないが、白々しい弔辞で済ませるか?
学校側は言うに及ばず、いじめに加わった生徒の親、そして生徒自身も、これで済ませるような気持ちでいるのであれば、今後大きな十字架を背負うことになるだろう。
こういうことを放っておくこと自体がこの国を危うくさせる・・・・「セクハラサイコロ」とは次元が違うのだ。