2010年4月6日火曜日

さくら日本! 満開。




                                                             
近所の神社も、どこもかしこも満開の桜です。
iPhoneで私が週末に撮った近所の桜の写真。
・御影「酒心館」の庭の夜のしだれ桜
・隣の弓弦葉神社の境内





ひさかたの
光のどけき春の日に
しづ心なく
花ぞ散るらむ
(紀友則)

日の光がやわらかにふりそそぐ今日――
風もなく穏やかなこの春の日にあって、
落ち着いた心なしに、どうして桜の花が散ってゆくのだろう。

・・・おお、なんという日本人的心情描写。
桜が日本人の心の琴線に触れる原風景としてこんな話もあります。
明治時代に新渡戸稲造が著した『武士道』では「武士道とは日本の象徴たる桜の花のようなもの」と冒頭に記しているらしい。
警察官および自衛官の階級章も、他国なら星形を使うべき所を桜花で表しているし、これらの職種は国民の生命と財産を守るために命を投げ打つと宣誓しているためだとのことです。