デビューの瞬間からのファンとしては、「ノルウィの森」でのミリオンセラー以降は、書店で購入する時も恥ずかしくて顔を赤らめてしまいます。「1Q84」は、娘に買わせた後、家庭内で回し読みし、4人目の最後の読者となりました。
感想は、書きませんが、さすがに彼の世界観や感性は、この歳までひっぱると気鋭の新人作家に軽くオーバードライブされてしまいそうなな印象です。
大衆小説的にはそれでOKですが、文学作品となると違う世界観に展開できないとノーベル賞は遠のいていくかもしれないですね。
それでも賛否両論が議論されているようで、「村上春樹『1Q84』をどう読むか? 河出書房新社」や「『1Q84』を読み解く データハウス村上春樹研究会(著)」などが既に出版されています。
ちなみに、この本の中で私の手紙に返信してくれました。(プチ自慢)
『海辺のカフカ』の読者から著者のもとへ、ネット上で多数の質問、感想が寄せられた。13歳、15歳の少年少女から70歳の読者まで。日本の各地から、韓国、イタリア、カナダまで。トライアスリート、郵便局員からスチュワーデス、中日ファン、ヤクルトファンまで――。小説論から進路相談、そしてプロポーズの指南まで、さまざまな読者のさまざまな意見、疑問へ村上春樹が答えた怒涛のメール1200通!