2010年1月16日土曜日

知らないと恥をかく世界の大問題 (角川新書)   池上彰(著)

内容(「BOOK」データベースより)・・・・・・
リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機。
その後、日米ともに政権交代が実現し、金融危機後の新しい世界の在り方が模索されている。
そこで、日本はもちろん、世界におけるさまざまな問題点をとりあげ、その中身を理解し、来るべき新しい時代の世界の潮流を読み解く。
わかりやすいニュース解説で定評のある、頼れる“お父さん”池上彰さんがズバリ答える。
知らないと恥をかく世界のニュースが2時間でわかるおトクな一冊。

・・・ということで、ペロリと2時間で読める一冊です。
世界と日本で今何が起こっているかを約20くらいのテーマに絞って簡単に解説していますが、確かにわかりやすいけど、こんなに簡単に&表面だけをサラッと流すように解説して良いのかが疑問。もう少し、違う視点の意見や論点を加えて、結論を読み手の判断にゆだねる比重を増やしておいても良いように感じた。
いくつものテーマを薄い新書にまとめるので、必然的に内容が薄くなるのは理解できるけど、ここまで薄いと反対に問題ありと見ました。
浅く広く雑学的に時事問題を知っておきたい人向けに限定というなら許す。