2009年7月24日金曜日

米朝が言葉の場外乱闘!

北朝鮮外務省報道官が

クリントン国務長官は「知性が感じられない」などと発言したことに対し、「愚劣なのは、国民を養うに足る食べ物よりもミサイルの生産を選んでいる北朝鮮政府だ。北朝鮮政府が選んだ道こそ知性がない」と反論したそうです。

ことのきっかけは、クリントン長官が20日、米テレビの報道番組で、北朝鮮を「小さい子供」や「手に負えない若者」になぞらえて、「相手にしてはいけない」と突き放したことが原因で、
それに対して北朝鮮は23日、クリントン長官を「小学生」「市場を歩き回るおばあさん」などと呼んで非難し、また同時に、、「米国の敵視政策と核の脅威に対処して必要な措置を講じているだけ」、「米国が先頭に立って無駄な騒動を起こしている」、「誤った言動には当然の代価が伴う」と反論。
そして、それに対しての再度のクリントン長官からのメッセージが冒頭の「愚劣なのは~」につながったようです。

まさに子供の喧嘩の場外乱闘ですね。北朝鮮に核放棄を迫る6か国協議が完全に停滞する中でこんなレベルのやり取りをしている国家であっても核保有国であることに背筋が凍ります。